家計簿・家計管理/家計管理の基本

人生の収支を黒字に変える3つのポイント(2ページ目)

ズバリ!あなたの人生の経済的なゆとりを生みだすポイントをご紹介します。

平田 浩章

執筆者:平田 浩章

ファミリーのためのお金入門ガイド

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家計を把握するポイント


家計収支
一つひとつのお金をまとめていくと家計の全体像がみるみるわかる
家計は次のようにまとめていくと、把握や整理をしやすくなります。なお、各項目の金額の洗い出しは眺めるだけではなく、必ずパソコンやノートに書き込んで金額をまとめるようにして下さい。

●入ってくるお金(収入)

振り込まれる給与やボーナスと天引きされる社会保険料・税金はそれぞれ別々に把握しておきましょう。前年と今年、今年と来年の金額を比較していくと、給料やボーナスが大体いくらずつ上昇しているのかが掴めます。また、社会保険料や税金がいくらぐらいずつ上昇しているかが分かります。

●出ていくお金(支出)

まずは基本的な生活費をピックアップしましょう。食費・水道光熱費・被服費・医療費・電話代・インターネット・雑費など、基本的な生活に最低限必要な項目です。

その次に住宅に関わるお金として、家賃や住宅ローン・火災保険料、一戸建ての持ち家なら固定資産税や庭の維持費、セキュリティ費用など。マンションなら管理費や修繕積立金などです。

このように順次、子育てや教育費かかるお金、車の維持に関わるお金、趣味やおこづかいなどを拾い上げていきましょう。

そして、年に何回か行く旅行費用や帰省費用、外食やドライブなどの家族レジャー費用、お付き合いやお祝い事に使うお金(誕生日プレゼントやお年玉、会社での飲み会や冠婚葬祭など)も毎月の支出とは別に把握しておきましょう。

●増やすお金(貯蓄や運用)

毎月またはボーナス時にいくらを何(金融機関や商品名)で貯めているのかをまとめて、その金利や分配率・利回り・満期などを把握しましょう。

●返すお金(ローンや奨学金など)
住宅・車・教育費などに関わるローンの月々・年間の支払総額と金利、そして残りの年数と金額をまとめてみましょう。

●家族や家計を守るお金(保険)

家族一人ごと、保険会社ごとに毎月あるいは毎年支払う保険料・保障内容・支払期間や保険期間などをまとめて、毎月の保険料と保障内容を把握しましょう。いざ、入院などという時の保険金請求洩れ対策にもあります。

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