家計簿・家計管理/家計管理の基本

英才教育で将来は安泰!? マネー教育でお金に困らない子に

子どもの素朴な“なぜ?”にだんまりしていませんか? お金の話は大人だけの話ではありません。将来的にお金で困らないために、今から子どもに伝えておきたい「お金の話」。3つ提案させていただきます!

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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英才教育で将来は安泰!? マネー教育でお金に困らない子に
子どもだっていろいろな“なぜ?”を持っている。えーい教えてあげよう!

子どもはお金のことなど気にしなくていい!?

子どもは子どもなりに、お金についての“なぜ?”を持ちながら成長しています。
「お父さんは一月に(収入)いくらもらっているんだろう?」「僕のお小遣いは1,000円だけど、なぜお父さんのお小遣いは3万円なんだろう? 僕よりよっぽど無駄遣いしているんじゃないの?」「お母さんはどうして働いているのだろう? 働かなきゃいけないのかな?」「貯金ってどれ位あるのかなぁ」。きっとあなたのお子さんも素朴な疑問が浮かんでいることと思います。

そんな“なぜ?”に「子どもはお金のことなど気にしなくていいの!」なんて育て方をしていませんか? 
あなた自身そう言われて育ったかもしれませんが、今それは良い事だったと思いますか。我が子をお金で困らせたくないなら積極的に話をして、お金に強い子に育ててあげてはいかがでしょうか。真っさらで柔軟なお子さんのアタマにヒントを与えてあげることも親の大切な役目です。
そこで今回は、お金に強い子にするため3つの提案をしたいと思います。

提案1.お小遣い帳から「面白味」を与える

お小遣い帳をつけることは、金銭感覚を身につけるための基本かもしれません。大人が家計簿をつけることと概ね同じ目的です。しかし、ただ記録をつけさせるのでは子どもだって長続きしません。お小遣い帳をつけることを「凄くおもしろい!」とは普通いいませんよね。

そこで一工夫。子ども自身に面白味を与えるのです。
例えば、わざと多めに小遣いを渡し管理させてみるのです。一ヶ月に必要なお小遣いを1,000円だとしたら、1,500円渡すのです。必要のない500円を一年間使わないと6,000円貯まり、毎月のお小遣いでは味わえない思いをさせるのです。また本当に実現したいことならば、1,000円必要でも800円とかで抑えるようにもなるものです。

私はうちの子ども達に今いった方法をとっています。長い間計画をして普段買えないものを手に入れたときなどは、実に満足そうな顔をします。苦労して手に入れた物ですから大切にもしているようですし、消費者的な感覚(同じ物でもお店によって値段が違う、どうせ買うなら長く使える丈夫なものをなど)もつきます。そして何より“自分でもお金を貯められた”という自信になるようです。

それと他の工夫方法として、私の友人がやっている方法なのですが、お小遣いを「ドル($)」で渡すという人もいます。中学生のお子さんでTVニュースや新聞に関心を持ち、おトクな替え時を見計らっているそうです。すごいですね。



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