おこづかい帳と家計簿
おこづかい帳を付け始めたのは小学生の時、結婚してからは家計簿も付けていますが・・・。
マキさんは都内在住のフリーライターで、現在35歳。小学生の頃からおこづかい帳を付け、5年前に会社員のご主人と結婚してからは家計簿も付け始めました。しかし、お金はなかなか貯まらず2年前にマンションを買う時にご主人にビックリされたとか。一体何が問題だったのでしょう。

おこづかい帳と家計簿

マキさんがおこづかい帳を付け始めたのは小学生の夏休み、お母様に「付けてみなさい」と言われたのがきっかけです。家には25年分のおこづかい帳があるそうで、三日坊主の人にはうらやましい話です。「歯を磨くのと同じ感覚で、付けないと気持ち悪くて。これを見ると、どこに行った、誰とご飯を食べたかわかるので日記代わりでもあるんです」おこづかい帳の他に、結婚してからは家計簿も付け始めました。

「うちは夫婦別財布で、住宅ローン、水道光熱費、車関係のお金は旦那が、食費や雑費は私が出しています。私が出したお金を付けているのがこの家計簿」確かに、2冊には几帳面な字で収支が付けられています。でも、どうして2冊付けているのでしょう?「お財布を2つ持っていて、自分の財布と家計の財布それぞれの収支を付けているんです」子供の頃からの習慣でお財布の中身を記録するおこづかい帳プラス、結婚してからは家計のための財布を作りその収支を記録したものが家計簿という複雑な事になっているのでした。

「お金を貯めたいんです!!」

一見すると几帳面で、家計管理に抜かりはなさそうですが、実はお金が貯まらないのが悩みの種とか。「2年前にマンションを買う時に、頭金をいくら出せるか旦那に聞かれたんですが、『50万円しか貯金がない』って言ったらびっくりされました。今年に入って大きな仕事があったから今は貯金が200万円になりましたが、これも使ってしまいそうで・・・」今まで住宅ローンの負担もなく、家計に使うお金も少ないはずなのに、お金が手元に残らないマキさん。「手元に残らなくても住むところはあるし、そんなに困った事がなかったんですね」ご主人に万一の事があった場合は実家に帰ってそこから仕事に通えばいいし、兄弟もいないので実家も後々は自分の物になるからと、そこまで考えていました。

このままお仕事が順調ならおこづかいに困る事はなさそうですが、お金が貯まらないと悩み始めたきっかけは何だったのでしょう。「会社をクビになった後、交通事故にあった友人がいるんですよ。何かあったら100万円位すぐに必要になる、お金がないとみじめだ!って思って。10年後もこのままお金がなかったらつらいと思うんです。だから、貯めたいんです!」

お金の流れを把握していなかった・・・

FP(ファイナンシャルプランナー)がいくら『貯めなきゃダメ!』とお説教しても、貯める必要性を感じていない人は、お金を貯められません。マキさんは、今まで貯める習慣がなかったのですが『このままではいけない!』と将来に向けて貯める必要性を感じていたので、すぐにお金を貯める準備に入れました。

まずは、今の自分の収支を確認してみました。ところが返ってきたのは「一度も、おこづかい帳や家計簿を見直した事がないんです」という驚きの返事。つまり、おこづかい帳や家計簿を付けてはいるものの、食費の合計を出したり、今月の収支をまとめた事は一度もなかったのです。「何だか、合計を出すのが恐くて・・・」恐い思いを一度してみましょう!と恐れるマキさんに、記帳されているものを電卓で費目別に足してもらいました。すると、またまた驚いた事に収支が合わず使途不明金が月に5万円以上出てきました。

毎日付けているのに、なぜこんな事に?問題点と解決策は次のページで。