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30代の生活費は月26万円!我が家は?

家計簿は長く続けることが大切なのではありません。まずは、ひと月の生活費を把握することが大事です。世の中の平均データも参考にしながら、無理なくできる家計簿のつけ方を考えてみましょう。

山口 京子

執筆者:山口 京子

家計簿・家計管理ガイド

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家計簿をつけるなら、まずは1カ月で十分!

家計簿といっても、使ったお金すべてを記録する必要はありません

家計簿といっても、使ったお金すべてを記録する必要はありません

たった1カ月でも、生活に使うお金を把握するのとしないのでは、お金に対する意識が変わってきます。「家計簿をつけよう!」なんて張り切らなくても大丈夫。生活するのにいくらお金がかかっているのか知ることから始めましょう。

家計簿を続けるには、越えなければいけない壁が8つもあります(詳しくはこちらの記事もご覧ください)。

日記をつける習慣があったり、毎日自宅でパソコンに触れていたりする人なら別ですが、普通の人はすべてを書き出していく作業がとても大変。だったら、通帳を見れば分かる支出や、おこづかいなどは記録せず、それ以外の毎月の支出を書き出して把握するようにします。

生活費は大きく分けて「固定費」「流動費」の2つ

通帳を見てみてください。次のようなお金が引き落とされていませんか?クレジットカード払いになっている人は明細を用意します。
  • 水道光熱費
  • 通信費
  • 家賃、住宅ローン
  • 生命保険料
  • 定期積立
  • 税金、社会保険料(会社員の人は給料から天引き)
  • おこづかい
これは「固定費」と言われるもので、毎月決まった日に引き落とされたり引き出したりしているものです。さあ、ひと月いくらくらいでしたか?固定費が多いと、いくら節約してもお金が貯まりませんよ。

次に調べたいのは、月によって支出額が変わる「流動費」というものです。分かりやすいのは、お金をおろしてきてひと月に使うお金や、共働きの夫婦なら、自分たちのおこづかいを除いた共通の出費です。具体的な費目を見てみましょう。
  • 食費
  • 雑貨
  • 被服費
  • レジャー費
  • 子ども費
  • 交際費
  • 交通費
  • 医療費
  • 特別費(家具、家電、季節商品)
レシートをとっておいて記録しなくても、クレジットカードやデビットカードで買い物をしている人は、それぞれのサイトで明細を確認することができます。

次に気になるのが、世の中の人たちの生活費。みなさん1カ月どのくらいで生活しているのでしょう。次のページでチェック!
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