人生、お金を貯められる時期って意外と少ない。 |
貯まる大人になる!
「同じお給料なのに、同期の友達はもう家を買った?!」
「なんであんなにリッチな結婚式が出来るの?!」
これは、入社10年目くらいの先輩達の間でよく聞かれるなげきのセリフです。実は、人生でお金を貯められる時期はそれほど多くありません。総務省の平成19年家計調査家計貯蓄・負債からも、30代、40代は住宅ローンの負債が多くなかなかお金が貯められない世代であることがわかります。
もう1つ。この世代は結婚をして子どもがいれば、教育費がかかる時期でもあるのですね。以前は、子育てを終えた40代、50代で住宅ローンを返済しそれから老後のお金を貯められたのですが、今は子どもを産む時期が遅くなり、40代半ばでパパ!もしくは50代でパパ!という方も増えています。
人生、先の事はわかりませんが、結婚するまで、そして子どもが生まれるまでが、お金の貯めるチャンス!と言えます。
■お金を貯めるのは早い方がいい。うっかりすると貯めるチャンスを逃してしまう。
では、具体的にどうやって貯めれば「貯まる大人」になるでしょう?
まずは明細チェック!
日本経団連の調査(*1)では、2008年3月大学卒、事務系の初任給は20万6969円でした。大学生のバイト料5~6万円に比べると、実に4倍!とうれしくなりますが、これはいわゆる「額面」の数字ですね。
*1:日本経団連企業会員および東京経営者協会会員会社2,050社に調査。製造業48.9%、非製造業51.1% 従業員500人以上規模73.1%
お給料をもらったら給与明細を見てみましょう。「いろんなものが引かれているんだな~」と思うはずです。
・源泉所得税
・厚生年金保険料
・雇用保険
・健康保険
・組合費
などなど。
つまり、額面20万円でも、手取りが17万円くらいになります。さらに2年目以降は住民税も引かれますから、お給料が同じなら1年目よりも手取りは少なくなります。さあ、手取りがわかったら、次は貯めるお金を決めましょう。
次は、「1人暮らし」と「実家暮らし」では、こんなに貯め方に差があった!