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量的緩和解除!金利上昇にはこの金融商品で(2ページ目)

「日銀の量的緩和」がついに解除に!今後金利が上昇したら、どんな金融商品を選べばよいのでしょうか?「そもそも量的緩和って何?」から金融商品の選び方までを解説していきます。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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金利上昇スタート時はこんな金融商品を!


預金金利はこれまで長く超低金利の状態が続いていましたので、少しでも金利が上がれば魅力的に思う人も多いことでしょう。定期預金などは預ける期間が長いほど金利が高くなりますので、1年よりも3年、3年よりも5年と預け入れ期間の長い金融商品を選びたくなるかもしれません。
どんな金融商品に投資するのか、事前に話し合っておきましょう!

しかし、金利はほとんどゼロの状態からようやく上がり始めたばかり。今後、さらに金利が上昇することも考えられます。今後も金利が上昇すると予測できる場合には、長期間金利を固定させてしまうよりも、短期間の固定型、もしくは変動金利型の金融商品を選んだ方がよいでしょう。具体的には、変動型の個人向け国債や、預け入れが短期間の定期預金などが考えられるでしょう。

変動型の個人向け国債について詳しく知りたい人は、「個人向け国債にチャレンジ!」へどうぞ。

ちなみに、住宅ローンを利用している人(もしくは検討している人)は、今後金利が上昇すると予測するのであれば、できるだけ金利の低いうちに長期間固定してしまったほうがよいでしょう。

金利がかなり上昇した時はこんな金融商品を!


金利がかなり高くなった時には、これまでとは異なり、金利が下落する場合を考えておくことが大切でしょう。常に金利が上昇し続けることはありません。今後は金利が低下すると予測できる場合には、固定期間ができるだけ長い金融商品を選んだ方がよいでしょう。短期間の固定型や変動金利型の金融商品を選んだ場合、金利低下の影響をもろにうけてしまうからです。具体的には、預け入れが長期間の定期預金や、固定型の個人向け国債(もしくは国債)などが考えられるでしょう。

固定型の個人向け国債について詳しく知りたい人は、「固定金利型個人向け国債が登場!」へどうぞ。

ちなみに、住宅ローンを利用している人(もしくは検討している人)は、今後金利が低下すると予測するのであれば、できるだけ金利低下の恩恵を受けたいですから、変動型や短期間の固定にしておいたほうがよいでしょう。

次のページでは、株や外貨はどうなるのかについて解説していきたいと思います。
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