上昇し続ける株式相場はあり得ない
日本の株式市場は2006年春以降、長い低迷が続いています。今年の4月から5月にかけて行った「あなたの一票・日経平均株価は2006年末いくら?」の投票結果を見ても、こんな低迷の状況が続くと予想していた人はきっと少なかったのではないかと思います。特に、新興市場に投資している個人投資家であれば、春以降もずっと続く株価の下落に、「あー、また株価が下がっている。最悪だー」などと嫌気が差している人が多いかもしれません。
株価は上がると思っていたのに下がってきた!どうしようと悩むくらいなら、株価の動きを把握する練習をしましょう |
2005年の株式市場は、上昇相場が長く続きました。このような時期に株式投資を始めると、株式市場は上がるものだと思い込んでいる人が多くいます。何度もしつこく言いますが、株価は上がる時もあれば下がる時もあります。絶えず上がり続ける相場はまずあり得ません。株価の動きに日々一喜一憂しているのであれば、株価の大きな流れを把握して、売買タイミングを把握する練習から始めてみませんか?
そこで今回は、私が株式投資を始めて間もない頃に実践していた、たった1分でできる株価チェックの方法と、株の買い時・売り時の把握の仕方をご紹介していきたいと思います。
株価の大きな流れで売買タイミングをつかもう
株価は上がったり下がったりを繰り返し、日々動いています。しかし、株価の動きをよく見ていると、たとえば「今週一週間は上昇していた」という風な大きな流れがあることがわかると思います。株価の大きな流れを視覚的に把握できるツールには、株価チャートがあります。ネット証券に口座を開いている人であれば、無料で株価チャートを利用できます。使ったことがない人は、まずは株価チャートを利用してみることをオススメします。
株価チャートの種類や基本について知りたい人は、「テクニカル分析で相場の転換点を予測その1 株価チャートを相場分析に活用」、「テクニカル分析で相場の転換点を予測その2 株価チャートの達人になろう」へどうぞ。
私もネットを利用して株価チャートを見ています。株価チャートは非常に便利なツールなのですが、私は一つだけ弱点があると思っています。それは、自分が見たい銘柄しか見られないということです。一度に複数の銘柄を表示できる証券会社もありますが、それでも株式市場の全銘柄を一度に見ることはできません。
全銘柄の株価動向を把握できると、株式市場の大きな流れを簡単に把握することができます。株価の動向を把握できるようになると、大まかではありますが、買い時、売り時のタイミングをつかみやすくなります。
次のページでは、1分間でできる全銘柄の株価動向のチェック方法と売買タイミングのつかみ方をご紹介していきたいと思います。