投資パフォーマンスの差はどれくらい？
儲けるたびに使ってしまうAさんと、儲けを使わずに投資するBさんの場合を具体的に比較してみましょう。投資資金100万円で、10％の儲け（10万円）を3回手に入れる場合で考えてみます。
●Aさん
（1回目）投資資金100万円→10％の儲け＝10万円を引き出す
（2回目）投資資金100万円→10％の儲け＝10万円を引き出す
（3回目）投資資金100万円→10％の儲け＝10万円を引き出す
（4回目）投資資金100万円･･･儲けは30万円
●Bさん
（1回目）投資資金100万円→10％の儲け＝10万円をそのまま投資に回す
（2回目）投資資金110万円→10％の儲け＝11万円をそのまま投資に回す
（3回目）投資資金121万円→10％の儲け＝12.1万円をそのまま投資に回す
（4回目）投資資金133.1万円･･･儲けは33.1万円
投資パフォーマンスに差が出る理由
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| お金が自然と増えていく仕組みを上手に利用しよう！ |
たった3回儲けを手に入れただけで、すでに差が出ているのがわかりますよね。なぜなら、儲けを使わずに再投資したBさんは、「複利」の効果が得ることができるからです。ちなみに、複利とは、「当初のお金＋利息（儲け）」に利息（儲け）がつく仕組みのこと。投資する期間が長ければ長いほどお金が大きく殖えるようになっています。
もちろん、投資の世界では儲かることばかりではなく、損をすることもあります。ですから、うまくロスカット（損切り）することが大切なことは言うまでもありません。
再投資の効果がすごいからと言っても、時には息抜きが必要なのも事実。「儲けをまったく使うな！」と言っているのではなく、メリハリをつけて投資を楽しむことが大切だと思います。ちなみに、私は、儲けをひたすら再投資するタイプです。
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