社会人スタートは保険との付き合いのスタート時でもある

社会人になったら、独立した証に保険に入ろう。

社会人になったら、独立した証に保険に入ろう。

新生活のスタートは、保険に入るタイミングのひとつ。なので、なるべく早い時期に、自分で保険を選んで加入するようにしましょう。

ガイド小川は、新社会人のみなさんにはまず、入院日額5000円の終身医療保険への加入をおすすめします。その理由を見ていきましょう。


保険をすすめてくれる人が少なくなっている!?

一昔前までは、職場に出入りしている生命保険会社の営業職員がすすめてくれたので、その保障プランが合っているかどうかはともかくとして、無保険の若者はほとんどいませんでした。そのおかげで、若者にも起こり得る死亡や入院への備えができていました。でも、今は、営業職員そのものの人数が減る傾向にあり、また、セキュリティの問題などで職場への出入りが難しくなっていて、営業職員にすすめられて加入するケースは少なくなっています。

それに、他人の生活には不干渉の立場を取る人が増えているせいか、「保険くらい入っておいたほうがいいよ」と、おせっかいを焼いてくれる先輩や友人も減っています。そんなこんなで、保険に入るきっかけがないまま無保険状態を放置している若者がけっこういます。

何を言いたいかというと、今は、保険は「自分で入る気になること」が大事だということ。社会人になると、みなさん自身の人生の夢を一つひとつ実現していくための、長いお金との付き合いが始まります。その手初めの1つとして、保険のことを考えて欲しいのです。

考えた結果、「まだ、死んだり入院するリスクは低いから保険はいらない。結婚したり子どもができて必要性が高くなってから考える」という結論に達したら、それはそれでいいと思います。自分で入る保険は、社会保険と違って、加入を義務づけられているわけではありませんから。

ただ、「保険で準備できるお金なら、保険に入ることで親へ金銭的な迷惑をかけない」という心構えを持つことは、大切だと思います。子どもが社会人になるころは、親は親自身の老後資金準備にラストスパートをかけなければいけない時期なので、学校を出した子どもにお金をかける余裕はないはずですからね。

新社会人は、まず、医療保障の準備を

では、新社会人に必要な保障は何でしょう? 本来であれば、みなさんに万一のことがあった場合に備えてお葬式代程度の死亡保障と、まさかの入院に備える医療保障の両方を準備しておきたいところ。ですが、先行きが不透明な今、若いうちから保険料負担を大きくしないほうがよさそうです。死亡保障の準備は、結婚・出産で本格的に必要になってから考えるとして、まずは、医療保障を準備しておけばよしとしましょう。

医療保障を準備するには、医療保障に特化した医療保険がおすすめです。医療保険選びのポイントは、細かく上げるとキリがないので、大まかな3つについて触れておきます。「入院日額」、「保障内容」、「保障期間のタイプ」です。

「入院日額」は、入院したときに自己負担となる医療費が上昇傾向にある昨今、入院1日あたり1万円がスタンダード。でも、収入がまだ少ないうちは、5000円でいいでしょう。「保障内容」は、とりあえず、入院と手術、先進医療があればOKです。

ただ、10年くらいたったら入院日額を増やす見直しをしたほうがいいことを覚えておいてください。そのときは、生活習慣病やがんが気になる年ごろとなるので、これらの保障を厚くすべきかどうか、高額になりがちな先進医療の保障をつけたほうがいいかなど、保障内容の見直しが必要なことも、頭の片隅に置いておいてください。

「保障期間のタイプ」には、加入時から死亡するまでの保障がある「終身タイプ」と、一定期間(10年が一般的)ごとに保障を更新していく「定期タイプ」があります。医療保障は、死亡するまで必要なものと考えられるので、「終身タイプ」をおすすめします。

もちろん、どうせ10年くらいで見直すのだから、今は保険料が少しでも安いほうがいいと考えるなら「定期タイプ」でもOKです。その場合は、1回目の更新を迎えるころに、入院日額を増やした「終身タイプ」に掛け替えるか、または、「終身タイプ」を追加するかを検討してくださいね。このとき、保障内容も見直すようにしましょう。

今回のまとめは、まだ若いシングルのうちは、最低限必要な医療保障を準備しておき、この後、自分のニーズやライフステージの変化に合わせて見直していけばいいということです。
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