生命保険/必要保障額の目安・計算方法

保障額ってどのくらい付けたらいいの?(2ページ目)

遺された家族の生活を守るために生命保険に加入しますが、一口に3000万円、4000万円の保障と言われても、それが多いのか少ないのかピンとこないと思います。あなたに合った必要保障額を把握しましょう。

執筆者:海野 千絵

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ケーススタディで学ぼう

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遺された家族が今と変わらない生活を維持できるように、自分にとっての必要保障額を見極めることが大切。
夫38歳、妻37歳 子ども2人(末子6歳)、現在の生活費が月30万円と仮定した場合、

【支出】
・遺族生活資金=30万円×12ヶ月×7割×16年(22歳?6歳)=4,032万円
・妻の生活資金=30万円×12ヶ月×5割×34年(妻の平均余命:H16簡易生命表)=6,120万円
・子どもの教育資金=3,000万円(1人につき1,500万円:文部科学省「平成16年度子どもの学習費調査」
・ 結婚資金=約500万円


               (A)合計額13,652万円

【収入】
・遺族年金=約4,500万円
・夫の死亡退職金=約500万円
・夫死亡後の妻の収入=約5,400万円(年間200万円/妻が老齢基礎年金をもらえる65歳まで働いたとして)
・預貯金等の金融資産=約300万円


               (B)合計額10,700万円


               (A)?(B)=2,952万円 

このケースでは、必要保障額が約3,000万円であることが把握できます。この3,000万円の不足分を生命保険などで補えばよいことがわかりますね。

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