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保険で確実に教育資金を作る!

株価の下落、低金利により学資保険、こども保険などで教育資金を準備しようという方が増えています。現在加入中の人、これから加入を考えている人に保険を使った教育資金の準備についてご案内しましょう。

長島 良介

長島 良介

生命保険 ガイド

生命保険コンサルタント。企業から個人まで相続、事業承継、個人のライフプラン立案の専門家であるファイナンシャルプランナーが生命保険の細かい仕組みから周辺知識を踏まえた活用方法までわかりやすくお伝えします。

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そろそろ真剣に教育のことを考えなきゃ・・
株価の下落、低金利により学資保険、こども保険などで教育資金を準備しようという方が増えています。現在加入中の人、これから加入を考えている人に保険を使った教育資金の準備についてご案内しましょう。



なぜ保険を使って教育資金を?

なぜ教育資金を保険で用意する必要があるのか、お金を貯めるなら、定期預金や、投資信託、その他高利回りの商品があるじゃないか?という声が聞こえてきそうです。

なぜ保険だとお金が貯まるのか?

この不況です。金利は下がり、株価も、地価も下がっている状態の中、保険も金融商品である限り、例外ではなくあまり利回りは期待できないのが現状です。

かつて、バブルの時代は30年満期の養老保険が、支払った保険料の倍近く増えるといった商品もありましたが、現在はほとんどの「貯蓄を目的とした保険」は「殖やす」ことを期待できなくなりました。

しかし、「貯まる」という観点で見ると、話が違ってきます。銀行の普通預金や、定期預金、その他の金融商品は自動的に貯まっていくというより、貯めていくというとても能動的な感じを受けるのではないでしょうか。そのため、貯金が苦手な人にはかなり敷居の高いものになってしまいます。

ところが、保険には貯めていくというよりも、「(勝手に)貯まっていく」という感覚があります。毎月、保険料として自分の口座ではなく、保険会社に保険料として引き落とされていきます。しかも、月末の26日や27日にです。

お給料を下ろしに行くころにはすでに保険会社に引き抜かれてしまっているのです。こうした特徴からか、過去私がご相談の際に証券を拝見した方を見ると貯蓄を目的とした保険を解約されている方は以外と少なく、最後まで支払い満期金を手にする方が多いことがいえると思います。よほどのことがない限り、解約はせずそのまま期間満了を迎えるようです。

すなわち、毎月しっかりと、貯蓄できるタイプの方、運用経験や知識があり確実に資産形成できる人には必要ないかもしれません。しかしなかなか貯めることができないタイプの方にとっては「貯まりやすい」といえるかもしれません。
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