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6億2千万円の預金を持っているAさんの場合 私はこうした!ペイオフ対策2(2ページ目)

ペイオフが解禁されました。個人で多くの預金を持っているAさんのケースで対策を探ります。

執筆者:天野 隆

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(金融機関の見分け方)

Q.それではつぶれない金融機関の見分け方はどのようにしたらよいのでしょうか?

A.以下の5つの指標を用いて行うとよいです。

1. 格付けを見る
2. 株価を見る
3. 預貸率を見る(預金として預った金額のうちどれだけ貸しているか?これが低いとギャンブル性の運用が多くなる可能性が高い)
4. 自己資本比率をみる
5. 危ないと言われている融資先を持っているかどうか?

(現場にノウハウがある)

お客様が教えてくれました。「私は金利の低いところに預ける」と言われました。何故なら金利の低いところは、「預金はいらない」ということですから慌てていないのは事実です。資金繰りが比較的安定していると言えるわけです。

(信用金庫は格付けが載っていない)

格付け機関は、都市銀行の格付けを発表してますが、信用金庫・信用組合の格付けは発表してません。「週刊朝日4/12号」におもしろい記事が載っていましたので、ご紹介致します。「482信金・信組全調査」というものです。これは482の信金・信組にアンケートを行ったものです。この中で興味深いのは「預金の増減」です。預金が減っている金融機関には注目ということになります。これを参考になさって、皆様もできるだけ安全な金融機関を見抜いてください。
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