相続・相続税/相続・相続税関連情報

なぜ誰も知らない数字がわかるのでしょうか? 佐川急便元会長遺産は約53億円(2ページ目)

遺産は53億円。相続税は28億円。4人で相続。なぜ誰も知らないはずの金額や相続人の数がわかるのでしょうか?その疑問を解決します。この記事から相続税の専門用語を解説致します。専門用語解説第2回目です。

執筆者:天野 隆

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■あなたのためのズバリ解説■

~公示の是非~

公示することにより、「あの人が公示リストに載らないのはおかしい」ですとか、「こんなに少ないわけがない」など、税務署は情報を入手することができます。脱税をしにくくしているわけです。

逆にプライバシーの問題や、泥棒に狙われたり他人から脅されるといったデメリットがあることも事実です。

公示の是非というのはとても難しい問題です。

~公示はだれがしているの?~

相続情報を知っているのは、ご本人、担当した税理士、税務署だけです。御本人は言いません。担当した税理士は専門家として話せません。公示しているのは税務署です。実は公示制度があったために記者は数字がわかるのです。当該税務署の掲示板に掲示してありますので、だれでも見ることができます。この制度は相続税法49条に基づくものです。
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