検討事項3:小規模宅地等の評価減を受ける土地はお子様方が相続する。
◆小規模宅地の評価減は最大80%まで評価から引けます。この特典をお子様が1次相続と2次相続のどちらでも受けられるのが相続税の軽減になることが多いようです。
◆もし1次相続でお母様だけがこの特典を受けますとお子様は2次相続だけで特典を受けることになり、税務上損することが生じてきます。
◆実際はどうでしょう?小規模宅地の代表例は自宅です。自宅をお子様たちが相続するとお母様は自分の土地と家に住んでいるという感じが薄れてしまいます。その結果、お母様がこの小規模宅地の評価減を単独利用するというのも多く見受けられます。
■□結論■□
◆税法上の有利不利は以上のように大いに存在します。十分税理士さんと検討して下さい。
◆そうは言っても税法を超えて大切なことも多いようです。おもいやり。親孝行。ほのぼの。「相(すがた)を続ける」ことを大切に検討をお願いします。
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