ペイオフ解禁間近です。対策は万全ですか? |
今回は、決済用預金(決済性預金という方もいる)について大手銀行の動向も含め、まとめてみました。
ペイオフに備える5つの対策
対策は、5つです。●金融機関を分ける
●預金名義を分ける
●つぶれない金融機関を見抜きそこに預ける
●自分で保有する
●決済用預金に預ける
決済用預金とは!?
決済用預金とは全額保護で、無利息・いつでも出金・決済サービスを提供するというものです。1億円を定期預金にした場合と決済用預金にした場合との比較です。
<定期預金と決済用預金の比較>
定期預金 | 決済用預金 | |
金利 | 0.237%(24万円) | 金利なし(0円) |
保護される金額 | 1000万円まで | 全額保護 |
つまり、定期預金で24万円の利息を取り、ペイオフのリスクを負うか?決済用預金で金利はないが、全額保護するか?あなたならどちらを選びますか?
生活者の注意点
最近、ペイオフ対策と称して、マンションや金や株等を勧める人がいます。もともと、リスクをとらない資金の運用で定期預金にしていた人に、元本保証でない商品を勧めることは、お客様の立場に立っていないと思います。