キーワードは「Wi-Fi」
ソフトバンクモバイルの2009年冬~2010年春モデル
ソフトバンクモバイルの2009年冬~2010年春商戦のラインナップが発表された。今回からWi-Fi接続できるモデルを多数用意。100MB級の大容量動画や新聞、雑誌といったリッチコンテンツを用意して、他社との差別化を図ろうとしている。幅広いラインナップのなかでも、ハイスペックを重視するユーザーに手にとってもらいたいのがシャープ端末。
特に941SHは世界初となる4インチハーフVGA液晶を搭載し、PCサイトも横スクロールさせることなく快適に見られるのが特徴だ。もちろん、Wi-Fiにも対応し、サクサクと動画などのダウンロードできるのが嬉しい。またデジカメは8メガのCCDを搭載し、GPS、ワンセグ、ブルートゥース、国際ローミングにも対応する。
特にガイドが便利だと感じているのがシャープがゲーム制作会社と共同して開発した新ユーザーインターフェース「スピンぐるメニュー」。さまざまな機能がとぐろを巻いた状態で表示されており、ぐるぐる回すことで、使いたい機能を呼び出せるというものになっている。
最近使ったものや使用頻度の高い機能は優先的に表示されるなど賢い仕様になっており、ぐるぐる回す「気持ちよさ」もあって、今後、注目のユーザーインターフェースに仕上がっている。ソフトバンクモバイルユーザーであればぜひとも一度、試してもらいたい操作性だ。
「インターネットよりカメラを重視」というユーザーであれば、シャープの940SHが選択肢になってくる。
Wi-Fiやスピンぐるメニューと言った基本機能は941SHとほぼ同等。しかし、カメラが1201万画素のCCDを搭載。超高速の100枚連写機能をはじめ、顔認識機能により、予め覚えさせた顔に対して、自動的にフォーカスが合うように設定できる。
さらに認識された顔によって、アルバムを自動的に仕分けて表示させる、といったことも可能だ。例えば、子どもの顔を認識させ、子どもの写真だけをまとめたアルバムを作ると言ったことも簡単にできてしまうというわけだ。
もちろん、操作はタッチパネルで行えるため、誰でも簡単に使いこなせる。さらに様々な撮影シーンを選ぶことができるので、失敗の少ない満足度の高い写真が撮れること間違いナシだ。