2017年の最新の贈与税と相続税について解説した記事はコチラへ!『贈与と相続はどちらが得?注意点は?』


打合せ
贈与の方が得になるケースとは?
Q.親から財産を受ける場合、親の生前に贈与を受ける方法と、親が亡くなったときに相続する方法とでは、どちらが得になるのでしょうか。

A.単純に比較すれば贈与よりも相続の方が得です。しかし、ケースによっては贈与の方が特になることもあります。確認をしておきましょう。

原則として贈与よりも相続の方が得

原則として贈与よりも相続の方が得というのは、贈与のときの贈与税の方が相続のときの相続税よりも負担が重くなっているためです。例えば、1,000万円を相続しても、遺産が相続税の基礎控除以下であれば相続税はかかりません。しかし、贈与で受けると、231万円※の贈与税(暦年課税贈与税)を払わなければいけません。従って、贈与のときも相続のときも同じ価値であれば、相続の方が得といえます。
※(1,000万円?110万円)×40%?125万円=231万円

贈与の方が得になる場合

しかし、贈与と相続の間には時間経過という要素があります。その要素が加わったとき、贈与の方が得になるケースがあります。どんなケースでしょうか? それは、値上がりするものの場合には、贈与の方が得となります。贈与税は贈与のときの評価で決まります。たとえ1,000万円を贈与して231万円の贈与税を払ったとしても、得になることもあるのです。例えば、贈与のときから10年経って相続を迎えたときに、もらったものの価値が10倍の1億円になっていた場合には、贈与税なら1,000万円で評価され、相続税なら1億円で評価されます。そのため贈与の方が有利になるケースが出てきます。