そしてこのような防災マップをもとにした住民による自主防災マップの作成が各地で行われるようになりました。
自主防災マップの作り方
各自治体が発表している防災マップには避難所の位置などが示されているだけのものが多い |
1.基本地図を作る(地域の地図をもとに半畳くらいのものを用意)ために、参加者と一緒に現在の自然条件を確認する。
- 現在の市街地の位置
- 山と平地の境界線
- 現在の河川・池沼・水路の位置
- 鉄道をぬる
- 主要道路をぬる
- 路地・狭い道路をぬる
- 広場・公園・オープンスペースをぬる
- 水路・用水・小河川などをぬる
- 延焼火災の時に延焼を防ぐと思われる建物(焼け止まり線)をぬる
4.避難所や防災倉庫など地域防災において役に立つ施設などを表示する
5.地域防災に役立つ人材を表示する
6.災害時要援護者のいる世帯の場所を表示する
防災マップ作りが被災リスクを軽減する
自治体のハザードマップをもとにして、オリジナルの防災マップ作りをすることが知識を確かなものにしてくれる |
これは家族で行えば被災時の行動確認をより確実に把握できる他、地域住民で行えば子供や高齢者などの災害弱者の被災リスクを減らすことが出来ます。ぜひあなたも家族や自治会などで試してみてはいかがでしょう。
【参考】
東京都防災マップ