高額な借り入れ金を長期にわたって返済していく住宅ローンには、返済期間中に起こりうる契約者の「万が一」に備えた保険があります。以前にご紹介した「団体信用信用保険」がその代表格で、契約者の死亡や高度障害に備えた保険として、ほとんどの民間ローンで加入が義務付けられています。

では、ケガや病気で長期入院した場合などに、ローン返済額を補償する保険があるのをご存知でしょうか?長期にわたって休職し、収入が減ってしまっても、ローンの返済は延滞しなくてすむという「ローン返済支援保険」。取り扱う金融機関も増え、手頃な保険料で利用しやすくなっています。なかには保険料を負担してくれるところも。民間ローンならではの、見逃せないサービスといえます。今回は、「ローン返済支援保険」にスポットを当ててみました。

■ケガや病気で働けないときに支援!
「ローン返済支援保険」(「所得補償保険」ともいう)は、ケガや病気などで働くことができない間の住宅ローン返済額を補償するという損害保険です。住宅ローンの契約時に、ほとんどの人が加入する「団体信用生命保険」は、返済期間中に死亡したり高度障害に陥ってしまった場合の保険であるため、ケガや病気のときには保険金は支払われません。

しかし、入院や闘病生活で長期にわたり休職した場合、収入が減少することは避けられないうえに、入院費や治療費などの医療費もかさみ、その結果、住宅ローンの返済も難しくなる……という状態に追いやられてしまう可能性があります。

ローン返済保険のイメージ
ローン返済保険のイメージ
そんな「もしも」に対応するのが、ローン返済支援保険。働くことができないほどの障害(ケガ・病気)に対して保険金を支払い、その保険金を住宅ローンの返済に充てることで、返済の延滞を防ぐという仕組みになっています。

ローン返済支援保険の仕組みはこうなっている
ローン返済支援保険の仕組みはこうなっている