資産運用/投資初心者にもできるカンタン資産運用法

パソコンで作る資産運用フォーマット VOL.1 資産運用の管理シートを作ろう

資産運用に有効な管理シートは、目的に適ったフォーマットを自作することが一番です。どのようなフォーマットをベースにしたらよいか考えていきましょう。

執筆者:橋爪 修司

  • Comment Page Icon

●家計管理には補助シートが必要

資産運用の土台となるのはライフプラン、すなわち生涯にわたる生活設計。これはファイナンシャル・プランニングの手法を使って、キャッシュフロー表や家計バランスシート(個人貸借対照表)というツールで家計管理していけばよろしいのです。

キャッシュフロー表や家計バランスシートは、大分類と中分類あたりまでを表示することになります。小分類及び細目は別の補助シートを作っておかなければなりません。その小計、合計を中分類として表示するわけです。

これは通常、毎年見直しをしていきます。言い換えれば、特別な大変化が生じたとき以外は、1年に1回しか見直さないのです。

●資産運用にも管理シートが必要

元本が激しく変動する株式や株式投信などを利用し始めたときは、もう少しチェックの頻度を高めた方が安心ですね。保有する株式を管理するフォーマットがあれば便利です。6ヶ月ごと、3ヶ月ごと、あるいは毎月、投資目的に適う形で管理していくことができます。

コツコツとながら、さほどの手間はかけずに、自分の手で作業をしていくことに、大きな意味があります。作業の合間にいろいろと考えることが湧いて出てくるからです。思いついたことはすぐメモしておきましょう。そのメモは時間があるときに1つ1つ処理していくことができます。メモの管理はシステム手帳によくある「To Do リスト」を応用すればいいでしょう。記録を大切にする習慣が大切だということです。

さて、資産運用の管理シートは小分類及び細目の時価把握が中心となります。ネット上の管理ツールを利用する手もありますが、自作シートに記録して、つづっておくことと、変化を時系列に見ていくときに便利です。

このコーナーでは、資産運用に有効な管理シートや簡単な計算ツールを順次ご紹介していきます。自分に合うように改変して利用していただきたいと思います。

関連サイト
ネット上の管理ツール:モーニングスター   Yahoo!ファイナンス
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で資産運用関連の書籍を見るAmazon で資産運用の書籍を見る
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/5/31まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます