大きく分けて2つあるピラティスの種類
ピラティスには、大きく分けて2種類のピラティスがあります。マットの上で行う「マットピラティス」と、ピラティス専用の器具(マシーン)を使って行う「イクイップメントピラティス」です。ピラティスの特徴は、深層部にある筋肉や関節へ働きかけること。そのため、初心者でも上級者と同じ効果を得られるよう、各種エクササイズ専用のサポート道具や、ピラティス専用の器具(マシーン)を使って行うことがあります。
日本では、マットピラティスはグループ、イクイップメントピラティスはパーソナルで行われることが多いです。
■ マットピラティス
リハビリのために開発されたピラティスはベッドの上で行われていたこともあり、マット1枚分のスペースがあればどこでも行えます。バランスボールやソフトボール、ボックスやバンドなどの各種エクササイズツールを用いてエクササイズを行うことで、運動が苦手だったり、自信がない人でも体に余計な負担をかけずに行うことが可能です。
■ イクイップメントピラティス
負傷した兵士のためベット上でも行えるよう考案されたピラティス。ベッドの柱やマットレス、スプリングなどを使うことでより効果のあるエクササイズが行えるよう指導していた中で、ピラティス専用の各種器具(イクイップメント)やマシーンが考案されました。
スプリングやバー、ストラップなどを取り付けたピラティス専用の各種マシーンは、マットでエクササイズ行うときより負荷を高めたり弱くすることが可能になり、ケガや体のトラブル、加齢などでも不安なく効果的なエクササイズが行えます。