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更新日:2009年02月03日

箱根の名宿「富士屋ホテル」の全貌

箱根の洋風ホテルで文化財にも指定されている富士屋ホテルは国内でも屈指の豪壮さで素晴らしい外観の建築である。その外部、内部を詳細にレポートする。ほかに近くの名勝1ヶ所のレポート

文章:郡司 勇(All About「温泉レポート」旧ガイド)

箱根の名宿「富士屋ホテル」の全貌



箱根の洋風ホテルで文化財にも指定されている富士屋ホテルは国内でも屈指の豪壮さで素晴らしい外観の建築である。その外部、内部を詳細にレポートする。ほかに近くの名勝1ヶ所のレポート



 

  1 箱根宮ノ下温泉 富士屋ホテル 


1. 文化財の建築 
2. 花御殿は立派な木造4階建て
3. 浴室はちいさな独自源泉掛け流しのもの
4. 太閤の岩風呂にも行く


富士屋1
本館のエントランスは和風建築

富士屋ホテルに泊まろうと思い箱根に来た。16時にはチェックインしてゆっくりと富士屋の古さを味わおうと思ったが、外観の写真を撮っているうちに共同湯の太閤湯の前を通り、底倉近くまで来た。

富士屋2
和洋折衷の西洋館外観

太閤の岩風呂は有名観光地で過去にも訪問したが、また行ってみようと思い沢を登っていった。以前より周囲の雰囲気は悪くなっており、廃業した建築の裏を歩いているような気分であった。宮ノ下温泉でも老舗で、本陣であった奈良屋が廃業し、富士屋ではリーズナブルな価格プランも出てきた。

富士屋3
神社のような彫刻のある西洋館玄関

一部で人気がある宿は繁盛しているが、この底倉の噴気に包まれた沢の周囲は時間に取り残されたかのようだ。ここに古くて朽ち果てる寸前の建屋があるが、買い取って別荘にしたいものだ。さて太閤の岩風呂は以前と同じように深い沢の対岸にあった。

富士屋4
地下1階地上2階の寺院のようなエントランス

かなり底深い沢であるがこの辺になると20mほどの降下で川に着く。崖を下り川を渡り、小さな浴槽状になった湯溜りに入浴した。底は砂で埋まっており、尻までしか入浴できないが、沢水と比べはっきりと温かさを感じる。崖の上から水滴が多量に流れ込んでおり、これを無くせばかなり暖かいであろう。

太閤1
渓流沿いの太閤の岩風呂跡

名所に入浴して良いのかは分からないが、現在の状況では誰も通らず、周囲にまったく人が居ないので、自己責任で入浴した。温泉は近くの沢の両側から至るところに湧出しており、旅館に送るための集湯槽となっている。

太閤2
ちゃんとした浴槽跡がありヌルイ湯が自噴していた

湯は透明、少エグ味、無臭の1000 mg を少し越えた弱食塩泉であろう。箱根の古い歴史の湯である。ここは観光地のため、入浴には責任を持ちません。





箱根宮ノ下温泉 富士屋ホテル 
神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
電話. 0460-82-2211
日帰りプラン(月~木曜日)5800円~ 入浴料 2100円
利用時間:  12:00~16:00
宿泊 各種料金あり 
  • 箱根宮ノ下温泉 富士屋ホテル 公式HP

    次も富士屋ホテルの詳細  
  • (執筆者:郡司 勇)

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