4 小浜温泉 刈水鉱泉
1. 硫黄を含む炭酸泉の冷泉
2. 街中に湧出している
3. 炭酸と硫黄の感触がある
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| 温泉地の真ん中に鉱泉が湧出している |
春陽館でゆっくりとして9時頃に炭酸泉という、刈水鉱泉に行った。小浜市街地のやや高台にある源泉で、周囲が100度の源泉が数多く湧出しているのに炭酸泉の冷泉が出ているのは不思議である。有馬の炭酸源泉とも同じ状況である。民家の密集する小道の奥にあり、周囲は広場状になっている。近くまで車で行き、降りた途端、硫黄臭がした。小浜の街全体が鉄輪温泉のような噴気臭に包まれているが、明らかに違う匂いを感じた。
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| 炭酸の気泡とともに硫黄泉が湧出している |
重曹分以外の成分がほとんど近づくと直径1mほどの源泉湧出口があり、そこからちょろちょろと源泉が溢れている。湧出量としては毎分1リットル以下であろう。しかし腰まで入れる深さがあり、失敬ながらその源泉口に入浴した。25度前後の温度があり、徹底的に冷たいわけではないが炭酸によって冷たく感じる。清涼感抜群である。透明、炭酸味+たまご味、硫黄臭+炭酸臭あり、と観察した。雲仙の湯が地中を通ってここに湧き出しているように感じられた。地中を通っているうちに酸性が炭酸に変わり、温度が下がったと思うと妙につじつまが合う。しかし街中のアビルマンは要注意である。
小浜温泉 刈水鉱泉
【料 金】なし
5 小浜温泉 波の湯 茜
1. 共同湯風の露天風呂
2. 波打ち際にある
3. つるつる感のある湯
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| 海の中から湧出している源泉塔 |
小浜の共同湯は、鄙びていて圧巻の脇浜共同湯と浜の湯があるが、この度「茜の湯」なる露天風呂共同湯が出来ていた。非常に簡素な造りで、堤防と同じコンクリートの露天風呂に簡素な脱衣場が付いているだけである。
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| テトラポッドの上に造られた露天風呂のみの温泉 |
源泉は小浜温泉一般の共同源泉である。透明、塩甘味、噴気臭と観察した。ここもやや加水している。しかし食塩泉ながらやや強いつるつる感があり、良い入浴感触であった。
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| 海の景観が良い露天風呂 |
海のテトラポットに直接浴槽を設けたような海際で展望が美しい。まさに命名通りの海上露天風呂というのは当たっている。
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| 小浜温泉の食塩泉ながらつるつるの湯が不思議 |
また近くの港にはコンクリートで固めた間欠源泉があり、小浜の名物となっている。5分ほどおきにコンクリートの塔の先から源泉が湧出し、噴水が出来る。豪快なものであった。海岸には小浜温泉の余り湯が豪快に流れ込み海が熱い湯になっている。壮観であった。
小浜温泉 波の湯 茜
長崎県雲仙市小浜町マリーナ20
【電話番号】0957―74―2672
7:00～10:00、13:00～20:00（土日祝は7:00～12:00、13:00～21:00）
無休 300円
【定休 日】無休
※この記事に書かれている情報は2006年12月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
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