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がっつり食す!シーフードの王様ロブスター(2ページ目)

シーフードの王様とも言えるオーストラリア産巨大ロブスターはこれからが旬!一番オイシイ時期にとれたてを産地で食べるのは最高です。甘くてぷりっとしたロブスターをより安く、新鮮なうちに食べにいきませんか?

執筆者:平野 美紀

オーストラリアン・ロブスターの産地

オーストラリア産ロブスターなどと呼ばれるこの巨大なエビですが、日本の伊勢海老同様の扱いを受け、珍重されるのにはわけがあります。一般的にロブスターと呼ばれるものは、大きなハサミを持ったザリガニ下目のことで、ハサミを持たない伊勢海老とは姿からして違っています。

ですが、オーストラリアのものは、前ページの写真で見てもわかるように、ハサミはありません。限りなく伊勢海老に近い品種であることがうかがえます。食べた感じも伊勢海老とほとんど変わらず美味。

とはいえ、呼称は当地でもロブスター=ロック・ロブスター(もしくはクレイ・フィッシュともいう)のが一般的。そのロック・ロブスターの主な産地は、西オーストラリアで、国内最多の漁獲高を誇っています。

また、南オーストラリア、ビクトリア州の南部沿岸沿い等にも産地が点在し、タスマニア産のものもあります。


ロブスターを安く食べたい!

新鮮なとりたてロブスターを安く食べるなら、自分で獲って食べるのが一番!ならば、迷わず西オーストラリアへ。

パース北部の町ジェラルドン沿岸は、国内最大のロブスター基地でもあります。西オーストラリアでは、ダイビングやシュノーケリングのツアー催行会社が、ロブスター獲りツアーなるものを組んでいたりしますので、興味のある人は参加してみるのもおすすめです。

自分で獲るのは嫌だけど、観光ついでにロブスターも食べたい…という人は、ビクトリア州のフィリップ島へ。

そう、野生のペンギンが見られる『ペンギン・パレード』が有名な、メルボルンから程近い島です。フィリップ島近海はロブスター漁が比較的盛んで、夏場になると、地元でとれたてのロブスターが入荷していることを示す「LOBSTER」の看板をよく見かけるほどです。

自分で獲る以外で最も安く食べられるのは、魚屋や市場、スーパーのデリ・コーナーで調達する方法。一般的な相場は時期や捕獲量によって変動しますが、ロブスター丸ごと一匹10豪ドル程度から見つけることもできます。

魚屋や市場、スーパーなら、シドニーなどの都市部でも簡単に入手可能ですし、調理済みのものもあるので、すぐに食べられるのも嬉しいところ。醤油やマヨネーズなどのお好みの調味料を片手に、丸ごと齧り付いてください!

その他、オーストラリア主要都市には、ロブスターを専門に出すレストランなども数多くありますので、様々な調理方法でとれたて新鮮なロブスターをたっぷりと召し上ってくださいね!

●オーストラリア産ロブスターのシーズン(漁期): 西オーストラリア州=11月中頃~6月まで、南オーストラリア、ビクトリア州=11月~5月まで

【関連サイト】
西オーストラリア州ロブスター漁について(英語)

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