東の千寿葱 西のイベリコ豚 最強の串カツ

濃厚なイベリコ豚を包み込む千寿葱の奥行き　ベストマッチです

イベリコ豚と千寿葱

極上の千寿葱は１本２５０円、イベリコのセクレトは１００ｇ６５０円ほど

千寿葱は最高ランクの金品極太、1本300ｇの超ど級。
イベリコ豚は最高ランクのベジョータ、部位はレアなセクレト。

これまで私がオールアバウトで紹介した素材の中から、2種を組ませて、強力なラインアップにしました。

シンプルにセモリナ小麦粉をまぶして、揚げ焼きにしました。　非常に美味！

最高の脂を堪能する為に、衣は薄く、カリッと仕上げる為に、セモリナ小麦粉だけで。
揚げ油の味が、どんぐりの風味がするイベリコ豚のベジョータの脂を邪魔しないように、衣はセモリナ小麦粉だけにしました。セモリナの超強力粉が中の素材をしっかり守ります。

非常にシンプルに調理する

セクレトはまさに霜降り 薄く開いても見事な文様

セクレトとはイベリコ豚のばら肉が、前足の付け根に伸びている部分です。鹿の子を思わせる、非常に決め細やかな霜降り肉です。
今回のセクレトは最高等級のベジョータ（どんぐりで肥育した最高級品）です。
もともと肉としては薄いセクレトですが、これを包丁開き、さらに薄くします。この薄いセクレトでも十分に強烈です。

極太の千寿葱は短時間だけ『チン』してから巻きます

このセクレトに塩コショウをして、千寿葱を巻き、セモリナ小麦粉をまぶすだけです。
串で刺しても良いですが、別に刺さなくとも大丈夫です。

千寿葱。この日のものは、最高の金品極太。一本が300ｇを超える超ど級です。
巻きは10巻き以上で、糖度は15度近くありました。まさに最高の葱。貫禄が違います。

千寿葱はほんの短時間だけ電子レンジで「チン」します。油をたっぷりと使う、本格的な串揚げならば不要ですが、今回はオリーブオイルで揚げ焼きにするので、極太の千寿葱に火が通りやすいように、軽く電子レンジでチンしました。

オリーブオイルでカリッと揚げ焼きにします

その際、長い状態でチンして、後から切ります。そうすることで、葱の風味と水分を閉じ込めます。
後は単純です、ひたすら千寿葱をセクレトで巻いて、セモリナ小麦粉をまぶすだけ。

多めのオリーブオイルをフライパンに入れ、中火くらいでじっくりと肉と千寿葱に火を入れます。あまり火が強いと、千寿葱に火が通る前に、衣が焦げてしまいます。
もちろん、たっぷりの油で揚げるのであれば、普通に串カツを揚げる要領でOKです。