掃除意欲が湧き立つ?!スチームクリーナー

スチームクリーナーってどんなもの？

ガイドが使用しているのは、Electrolux社製の「スチームガン」。

スチームクリーナーって聞いたことがありますか？蒸気の力で汚れを緩める家電製品です。日本ではあまり一般的ではありませんでしたが、近年エコロジーに興味を持つ人たちの間で、「環境に優しい掃除方法」として注目を集めるようになりました。このクリーナーを使えば、洗剤を多用せずに汚れが落とせるためです。

日本では場所や用途に合わせて様々な洗剤が販売されています。でも、汚れを落とすのに有効なもうひとつの要素「温度」を気にかける人は少ないのではないでしょうか。洗濯でもそうですが、熱いお湯は汚れを緩めて、落としやすくする効果があるのです。

ただ、洗濯とは違って掃除の場合は、「熱いお湯でざぶざぶ洗う」ということは難しい場所もあります。そんなときに、スチームクリーナーという道具を使えば「蒸気」が「熱いお湯」のような役割を果たしてくれます。

汚れを落とすカギは「高温」

付属のじょうごで水を入れていきます。

スチームクリーナーの使い方はこんな感じです。まず本体に水を入れてコンセントを差し込み、3～4分待つ。それからボタンを押すと、スチームが出るようになります。

蒸気の温度は75～100℃（Electrolux／スチームガンの場合）。この蒸気を汚れに向かって吹きつけ、汚れが緩んだところでブラシなどでこすり落とします。または、付属品でブラシがついているものは吹き付けながらこすっていくのです。

蒸気はかなり熱いので最初は気をつけて。小さいお子さんがいるご家庭では特にご注意下さい。

では、スチームクリーナーの使用感をガイドがレポートします。

キッチンの「ベタベタ」掃除に効果アリ

ガスレンジの受け皿は取り外してからスチーム・オン。

まずはキッチンのガスレンジの受け皿の掃除に挑戦。勢いよく吹き付けると、汚れの塊がボロッと取れました。これは気持ちがいいですね。洗剤（石けんでも可）をつけたスポンジやタワシでこすると、固まっていた汚れで取れないものもあったものの、だいたいさっぱりした感じです。

次は換気扇フィルター。フィルターを外して流しに置き、洗剤及（石けんでも可）をつけてから蒸気を当て、こすります。こちらのベタベタはしつこいので、一度できれいにというわけにはいかないようです。

何度か繰り返し吹き付けて、さらに重曹もふりかけてタワシでこすっていくと、きれいになってきました。フィルターの細かい隙間は、やや長めに蒸気を当てると汚れが落ちやすいようです。

続いて「浴室」で試してみました＞＞