家族のお弁当レシピ/お弁当関連情報

子供たちへのお弁当づくりの基本 その1

お弁当づくりの基本から、楽チンにお弁当をつくるコツなどを2回に渡ってご紹介します。今回は、「何を詰めたらいい?」 「どんなお弁当が食べやすいの?」の疑問解決編。お弁当作り初めての方必見です。

執筆者:伊庭 澄子

お弁当デビューする親御さまへ

お弁当をつくる
「何を詰めたらいい?」 「どんなお弁当が食べやすいの?」の疑問を解決! お弁当デビューさんへのお弁当の作り方をご紹介いたします。
4月になると、お弁当デビューするお母さん、子供たちが多くなりますね。すくすく育った子供たちが、お弁当をもって出かける♪ 上手く食べられるかな~など心配事も増え、『お弁当デビュー』は、まさにお母さんにとっても、ドキドキ・ワクワクの出来事になります。
そして最近では、お弁当は子供たちとお母さんとの愛情のやりとりとも言われ、「お弁当を介したコミュニケーション」が改めて見直されています。毎日帰ってくるお弁当の中をチェックするだけで、子供たちの体調やメンタル面がわかるといいます。
また、子供たちがお弁当を楽しく食べていることを想像するだけで、こちらも楽しくなるというもの。だからはりきって、幼稚園や保育園、学校に行くのが楽しくなるお弁当づくりをしたいですよね。そんな栄養があって、美味しくって子供が喜ぶお弁当づくりにも多少のコツがあります。

ということで、「子供たちへのお弁当づくりの基本 その1」は、お弁当メニューを考える上での基本と食べる道具や持ち方で変わるお弁当メニューレシピをご紹介いたします。


お弁当メニューを考える上で

お弁当の3色
これはお弁当箱のモデル。黄色のゾーンは「ごはん・パン」、赤のゾーンは「肉・魚系」、緑のゾーンは「副菜」を表しています。
右の図をご覧ください。この図は、お弁当箱をイメージしています。合計で仕切りが4つあります。黄色のゾーンは「ごはん」や「パン」などの主食コーナー。のゾーンは、主菜といわれる「肉・魚」のコーナー。は副菜のコーナーです、ここは2つあります。
それぞれの大きさも、詰める量の大きさの比較をしています。

黄色のゾーン―ごはんやパンなど。量としては、お家で食べる1食分の分量でOK。
赤のゾーン―肉や魚のような動物性たんぱく質を主材料にした、ボリュームあるおかずを1品
 例:)からあげや肉の生姜焼き、卵焼きなど
緑のゾーン―お野菜などの小さなおかずを2品。野菜を調理したものや季節のフルーツなどを。
 例:)サラダ、和え物、野菜の炒め物、果物など

つまり毎回のお弁当には、「黄・赤・緑」この3種類の色をこの割合で、お弁当箱に詰めてみればよいのです!
黄色を「ごはんやパン」、赤を「主菜」、緑を「副菜」と考えて、この3色が毎回のお弁当にそろっているか確認するとよいでしょう。

お弁当箱に何を詰めたらよいか悩んだら、ぜひこの図を思い出してみてください。


 
次のページでは、「フォークをグーでしかもてない小さい子供は、どんなお弁当メニューがいいの!?」の疑問に応じる、道具を使用する発達に応じた『1歳から6歳くらいまでの子供たち年代別』のおすすめお弁当レシピをご紹介いたします。
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