高速バックアップとDVD-Video作成の違い
レコーダーでDVDに録画をダビングする場合、「高速ダビング」と「DVD-Video作成」の2つの選択肢があります。ここではこの2つの方式の違いについて説明していきます。なお、後述のようにデジタル放送の録画の場合、選択肢はありませんが、その理由も説明します。
■ビデオレコーディング(VR)形式とは?
DVDに録画を記録するためには、2つの規格があります。それが「DVD-Video形式」と「ビデオレコーディング形式(VR形式)」です。ビデオレコーディング形式というのは、リアルタイムに映像を録画していく方式で、レコーダーのハードディスクへの通常の録画形式です。
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| リアルタイムな録画が可能なビデオレコーディング形式録は、DVDHDDレコーダーの標準的な録画形式として使われている。 |
■高速ダビングはVR形式
レコーダーに録画されているVR形式のビデオ映像をそのままディスクに記録する場合、変換などの処理が必要ないため、高速で記録することができます。そのため、VR形式での記録を「高速バックアップ」、「高速ダビング」などと呼びます。逆にハードディスクのVR記録データをDVDビデオ形式で記録しようとすると、変換のために時間がかかります。
ちなみに、VR形式でダビングする場合、ファイナライズ(これについては後述)しなければ、容量に空きがある限り、何度でも追加記録していくことができます。そのため、連ドラを毎週30分ずつ記録していくような使い方もできます。
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| VR形式を使うと、高速にDVDに録画を記録できる。 |
■DVD-Video形式とは?
DVDビデオ形式といういのは、市販ビデオパッケージと同じ形式で、メニュー機能を使うことができます。この形式で作成されたディスクはDVD-Videoと互換性のあるものになり、多くのプレイヤーで再生することができます。DVDビデオ形式のディスクは、録画映像がすでに存在する状態から作る必要があります。VR録画からDVDビデオを作成するときは変換が必要になり、やや時間がかかります。
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| DVD-Video形式のディスクはすべてのデータを揃った状態からしか作成できない。 |
■デジタル放送がDVD-VR形式でしか記録できない理由
先にも説明したように地デジなどデジタル放送の録画はCPRM方式で著作権保護されています。このCPRM方式は、VR形式でしかサポートしていません。DVD-Videoの著作権保護形式はCSSが使われており、CPRMと互換性がないのです。そのため、地デジ録画をDVD-Video形式で記録することができません。地デジ録画の記録方式はユーザーに選択肢がなく、必ずDVD-VR形式になります。
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| DVD-Video形式ではCPRMコンテンツ保護機能をサポートしないため、CPRM保護されたデジタル放送録画を記録できない。 |
次ページではファイナライズなどについて説明していきます。