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フラ語の「リエゾン」ではもう悩まない!(2ページ目)

フランス語を学ぶ際に忘れてはならない発音の規則リエゾン(連音)。あなたは、リエゾンの必須箇所、禁止箇所についてきちんと理解できていますか?しっかりマスターしてフラ語との適切な「関係」をめざしましょう。

越智 三起子

執筆者:越智 三起子

フランス語ガイド

Point 3:初心者の間違い続出!et の後はご用心

couple
結びつきの強い語が手をつないでいるようなイメージがリエゾン
前ページでご紹介したun nom au singulier + un adjectif(単数名詞+形容詞)の例のように、リエゾンしてはならない箇所についても決まりがあります。その中でも、多くの間違いが確認されるのがaprès et(etの後)。これは、なんとなくリエゾンの癖をつかみかけてきた初心者の方に多くみられる間違いの一つです。

英語のandにあたるフランス語のet(エ)の後は、決してリエゾンされません。例えば、un stylo et /un livre の読みは、(アン スティロ エ アン リーヴル/一本のペンと一冊の本)。「エタンリーヴル」としてしまうのは間違いですので注意しておきましょう。

正解できる?リエゾンクイズ

さてこれまでご紹介してきたリエゾンの規則は、最低限覚えておいてほしいもので、実のところリエゾンにはまだまだ多くの規則が存在します。フランス語でのリエゾン箇所は年々減少しており、あまり神経質になる必要はありませんが、最後に補足としてリエゾン豆知識クイズをお届けしましょう。次の語が、リエゾンするかしないか考えてみてください。正解はこちら。

1. nuit et jour(日夜)
2. les héros (英雄たち), les hommes(男たち)
3. en Italie (イタリアで)
4. très intéressant(とても興味深い)
5. le six avril(4月6日), les onze enfants(11人の子供)

いかがでしたか?リエゾンに悩んだら、ぜひこのページに戻ってきてくださいね。

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