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再ブレイクの予感? 日本語教師(2ページ目)

最近、日本語を学ぶ人、教える人が増えています。今回のインタビューでは、国内外での語学力を活かす仕事事情に詳しい高村祐規子さん、西川朋子さんが登場。一歩進んだ日本語教師の資格の活かし方をお伺いしました。

執筆者:中瀬 路子

日本語教師になるためには

高村さん
日本語教師×介護や医療の資格を組み合わせてみては?と高村さん
ガイド:まず、教員免許のような公的な資格は必要のない日本語教師ですが、仕事につくにはどのようなルートがありますか?

西川さん:国内外の日本語学校が教師の採用条件としてよく挙げる条件としては下記の通りです。
次の3つのうち、いずれかを満たすこと。
1)大学または大学院で日本語科専攻又は副専攻修了者
2)日本語教育能力検定試験合格者
3)日本語教師養成講座420時間修了者
ただし短大卒でもOkの求人もあれば、経験2年以上あればよし、とする案件もみうけられるので、ケースバイケースといえます。未経験の方が日本で生活できるだけの収入のある職を得るのは狭き門ではありますが、年々日本への留学生、労働者の増加に伴い、現場でのニーズは高まっていますので、今後はもう少し状況がよくなるかもしれませんね。

高村さん:
最近では介護や医療の現場での人材不足解消の打開策としてインドネシアやフィリピンから人材の受け入れることになり、ビジネスの現場でますます日本語教師のニーズが高まるでしょう。

ガイド:日本語教師という資格は海外で働くときに役立つ資格として人気のある資格です。今後は国内でも人気が高まりそうですね。

英語・中国語など、日本語以外の知識も身につけたい

西川さん:もちろん、海外でもアジア圏特に日本企業の進出が著しい中国では日本語は人気です。海外でも国内でもそうですが、日本語を学ぶ人の大半が中国人。中国語がわかると言語の違いについて理解を深めることができます。中国に限らず、現地の言語ができるとコミュニケーションもスムーズです。

高村さん:コミュニケーションを円滑にするためにも基本の英語力も身につけたいですね。言語といったツールも大切ですが、ビジネスマナーやルールなど国によって違いもあります。ですから語学力もさることながら、社会人経験も重要ですね。

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