結露。コップについている分には、かわいいものなのですが…。 |
晴れかな、雨かなと窓辺に立ち、カーテンを開こうとしたら、
窓にベチョー……。
そう。
冬は『結露』の季節。
気温の下がる夜から朝にかけて、部屋の窓には無数の水滴が、窓いっぱいにひっついています。
窓ガラスのみならず、ステンレスサッシにまで、ボタボタのビショビショでは……。
冬中毎日のことですから、いいかげんうんざりしてきますよね。
新年早々の「一日5分」は、こんな一日の始まりをブルーにしかねない『結露』の、超お手軽対処法!
ブルーになるからといってサボると後が怖いのもこの『結露』。
気づいたときに即・対処。
結露対策は“チョイ手間”が全て! 短時間でも効果の高い住まいケアのひとつです。
サボっていると後で泣くことに……?! 一日5分でできる、『結露』対処法
■用意するもの
●T字型水切り(スクイージー)
●タオル(できればバスタオル)
※T字型水切り(スクイージー)は窓を拭くという作業をする上でのマストアイテム。
あるとないとでは手間に大きな差が生じます。
5分でやるなら是非入手して欲しい!
無い場合は、タオルや雑巾でじかに拭き取ることも出来ますが、拭いた跡があまり綺麗でない上、面倒に感じやすく、結露への対処にストレスを感じやすくなるかも知れません。
【ここがポイント!】水切りとセットで用意したいタオルは、できるだけ一気に多量の水を含めるよう、厚手のバスタオルなどがベストです。
このタオルが小さいと、何度も水を絞る必要が出てきて手間です(結露の水量は予想以上に多いものです)。
■やり方
●まず前もって、
1.朝、結露している窓のなかで一番程度のひどい箇所(寝室など)がどこかチェックする
2.窓の桟の下部に、タオル(バスタオル)を敷き込み、垂れた水を吸い取る準備をする
●実行法は、
3.T字型水切りで、窓の上部から、下部にかけて、横→、横→、横→……と水を切り、最後に→の先部分を上から下に向けて↓のように拭き降ろし、結露の水分を除去する
4.ひととおり除去したら、桟に敷いておいたタオルで、サッシのステンレス部分(上部~左右~下部)全体を拭き、最後に溝に落ちた水も吸い取る
5.サッシ周辺は細かなホコリが溜まりやすい場所でもあります。ざっとでもよいので、水だけでなく、周囲のホコリもできるだけ拭き取りましょう
6.あまり結露のひどくない窓の前のカーテンは開いて置くようにします(防犯面の心配には、窓に接しやすいレースカーテンだけ開き、窓から離れているドレープで目隠しするなど、くふうします)
※結露の程度があまりひどくない箇所の場合、拭き取る前に、室温の上昇に応じて乾いてしまうことがあります。まずは程度のひどい箇所から着手しましょう。
【ここがポイント!】とにかく先ず家じゅうの窓のなかで、「どこ」が一番結露がひどいのかを把握すること! 結露対策は、「ビッショリ濡れた状態で放置しないこと」が肝要と心得ましょう。そして作業はできるだけ、手早くおこなうこと。