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意外な落とし穴 “LDK”に、ご用心!

当たり前に使っている、○LDKとか△DKとかいう住まいの表示方法。数字が増えるほど一見広くなりそう、でもその表示はその「住まい」を正確に表しているのでしょうか?

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

「そうそうそう、結婚してすぐに住んだ部屋は1LDKで、次に住んだ部屋は2DKだったけど、1LDKの家のほうが広かったんだよね。2DKより!」

とある日。フニワラ(妻)とその友達が電話で話しています。

「へ? そうなの? でも2DKのほうが部屋数は多いんでしょ?」と友達。
「まあ、部屋数は確かに」とフニワラ(妻)。

「えーっと、2DKっていうのは、2部屋あるってことなんでしょ?」
「うん、2部屋はあるよ。DKとあと2部屋」
「1LDKっていうのは、1部屋なわけだよね?」
「でも1LDKのほうが広かったよ」
「何で? っていうかそもそも、
LDKとかDKって何???」


■LとDとKって?


友人曰く、「基本的過ぎて、なかなか訊けなかった!」このギモン。実家暮らしをしているときにはあまり気にすることもなかった「2LDK」とか「3DK」とかなんとかかんとかいう表記。
いざ、自分で住む住まいを探し始める段になって、不動産屋さんでひょいひょいと示され、初めて「はて、なん部屋あるかとかいうこと?」
と捉えるに至ることが多いようです。

L、D、Kというアルファベットが指し示すところをバラで言えば、
Lが表すのは「リビング」(居間として使う部屋)
Dが表すのは「ダイニング」(食事室として使う部屋)
Kは「キッチン」(ガスコンロや流し台のある部屋)ですが、一般的には「○LDK」「○DK」とまとめて表記されています。

そして上記以外の部屋数が、「1」や「2」などの数字で表されていきます。

つまり「1LDK」は、
ひとつづきのリビングダイニングキッチンともう「1部屋」ある住まい。(2LDK、3LDKも同様に数えていきます。)
1DKというのは、
ひとつづきのダイニングキッチンともう「1部屋」ある住まいのことなのです。
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