「え!?いつの間にこんなところに。これってまさかシワ?!」
見つけたときのショック、気になる、見たくない、でも気になる…。刻まれたこの溝。あの手この手で何とかしたくなるものです。「シワ対策は早い時期から」とか「まだ浅いうちに手を打とう」といいますが、早い時期っていつなのか? 浅いうちってどのくらいなのか?
まずは、相手(シワ)を知ってこそ対策も明らかになるもの。今回はシワのできるまでとその対処法を紹介します。
デートの場所は
照明や光も要チェック
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| デート時の照明、顔のどの角度からあたっている? |
皆さんはどんな時にシワを発見しますか? 朝のメイクのとき? 昼休み? 私は以前に食事へでかけたとき、店のお手洗いで“気づいてしまった”ときのあの衝撃が今でも忘れられません。アルコールが入っていれば多少「むくんじゃうかな」「やだな」くらいの覚悟はありますが、今まで見たことのない目尻のシワにびっくり! 衝撃的でした。その時に限ってどうして“見つけて”しまったのか。ショックにくらくらしながら考えました。
そのお店は、内装が凝っていて、お手洗いの洗面台に
下から照明があてられていたのです。子供の頃、怪談話をするときにアゴの下から懐中電灯を照らして…と、まさにあの状態。シワは“溝”ですから、光の当たり方でかなり強烈に目立つのだと、体感しました。デート先では、照明が当たる角度をチェックしてみるのも自分演出のひとつです。
また、この光効果を逆に利用したのが、いわゆる
女優ライトと呼ばれるもの。一人の女優にいくつもあらゆる角度から、ライトを当ててシワやくぼみの影をとばして消している。私たち一般人が、マイ・ライトを持ち歩くわけにはいきませんが、応用することは可能です。ちなみに、学生時代の知人で、屋外で写真を撮る機会があると必ず「白い車」を探す子がいました。白い車のボンネットのそばで撮れば、白い光が反射して肌がキレイに見えるのだと言っていました。確かに納得! いわゆる
レフ板効果というものです。
車に限らず、写真を撮る時は、肌映りを考えた色の服を着るとか、ひざに白いハンカチを置く、など思っている以上に効果的です。免許証やパスポートの写真撮影で実践してみてはいかがでしょう。
シワができる
メカニズムとは?
さて、光を駆使してなるべく目立たないようにする一方で「そもそものシワをどうにかしたい」「できることなら元通りにピン! として欲しい」と願うのもまた事実。では、そもそもシワとはどんなものなのでしょう?
シャツのシワ、シーツのシワ、何度もめくった雑誌のシワ。何かしら力が加わって、もとの状態に戻らなくなって型がついてしまっている状態。肌にできるシワも基本は同じです。
ベッドやソファのスプリングをイメージしてみて下さい。マットの中には、支えるためのスプリングがたくさん並んでいて、手でぐっと押すとぐいっと押すとへこみ、離れるとまた元に戻ります。でも、ずっと使い続けて古くなるとどうでしょう。だんだんスプリングの弾力が弱くなったり、場合によっては錆びてしまったりして押して離しても戻らなくなる。戻らなくなったところにできる溝、これこそがシワなのです。
肌の表面部分である
表皮とそれを支える
真皮(しんぴ)。スプリングは、肌でいうと真皮の大半を占めているコラーゲン。真皮まで落ちくぼんでできた溝がシワというわけです。
そしてもうひとつ。この一歩手前ともいうべき
表皮のシワがあります。別名「乾燥ジワ」とも言われ、肌の水分不足によって角質のキメが乱れ、隙間ができた状態のシワ。まだ表皮レベルのこのシワは保湿を丁寧にすることでかなり改善できますが、真皮のシワは注意信号です。
このように、シワができるメカニズムが違うわけですから、その対処法も原因に合わせて対応していかなければなりません。
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シワとコラーゲンの関係
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| 肌のスプリング役を担うコラーゲン |
ところで、たるみやシワの対策で必ず出てくるコラーゲン。今回はもう少し具体的に説明します。
コラーゲンは、真皮の大半を占め肌を支えています。日本語では「膠原(こうげん)線維」といいます。弾力のある線維で、水分を保ちながら先のスプリングの例えの通り、肌のハリと弾力を保つ役割を果たします。
肌には、線維芽細胞(せんいがさいぼう)というコラーゲンを生成する工場のような細胞があり、随時新しいコラーゲンを作り出して、古くなったものは代謝されていく…を繰り返します。ここにもひとつのターンオーバーがあるわけですね。
マットのスプリングとの違いは、この入れ替わりがあること。古くなって支える力が弱まったコラーゲンがそのままではなく、常に新しいコラーゲンを作り続けていることです。だからこそ、加齢や紫外線などのダメージで差がでてしまうのです。すでにあるコラーゲンが壊されていくのは当然のことながら、血行不良や紫外線によってコラーゲンを作る工場そのものの働きが悪くなってしまったら…。まず、作られるコラーゲンの量が少なくなります。そしてさらに、数だけでなく作られるコラーゲンの質も左右されます。コラーゲンは、それ自体が弾力を持っているものですから、弾力の度合いや質の低下で、肌を支える力は弱まるのです。
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