炊飯器・炊飯ジャー/炊飯器の選び方

炊飯器の内釜の素材

炊飯器選びの4つ目のポイントは内釜。炊飯器選びの一番重要なポイントです。あなたの好みに一番近い炊き上がりを目指しているメーカーのものを買うことが大事です。

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厚釜、真空釜など、炊飯器の内釜の構造

内釜選びのポイントも炊飯方式の選び方と一緒で、一番好みに近い炊き上がりを目指しているメーカーのものを買うということです。各社がそれぞれの考え方を形にしていますので、構造、素材と難しいことを考えずに炊き上がりの好みで商品を選びましょう。

それでは、まず釜の構造による分類を押さえておきましょう。

厚釜
釜を厚くすることで、熱を蓄えて包み込むように炊き上げられます。厚釜の厚さの定義は明確にはなく、機種により様々ですが、概ね2.3mm以上の厚みから「厚釜」と呼ばれているようです。

多層釜
7層・8層・9層と、層の数は機種によりいろいろ。多層の効果は、銅・金・ダイヤモンドなど、熱伝導率の高い素材を中や外側に使用することで強い火力をより伝えやすくしています。

真空釜
真空層を持つタイプ。構造が魔法ビンと同じなので熱を逃しにくく、熱自体を釜に奪われないため熱を早く内部に伝えることができるので、熱効率が高いと言われます。多層・厚釜に比べ軽いので、扱いやすいのも長所のひとつです。


銅釜、炭窯、土鍋釜など、内釜の代表的なモデル

炊飯方式と並んで、炊飯器選びの重要な要素と言われる内釜。各社が力を入れて個性を出しているのも、この内釜作りです。「おいしいご飯とは?」を追い求め、日々各社が技術開発をし炊飯器という形になるということは、私たちの食べるご飯がおいしくなるということですので、うれしいことですね。それでは、内釜の素材と素材ごとの代表モデルを紹介します。

炭釜】
炭は高い熱伝導率と強い遠赤外線効果があるので、短時間にムラなく加熱することができるのが特長。全体が炭でできている釜と、炭をコーティングしている釜があります。

■代表機種:本炭釜KAMADO:NJ-AW106(三菱電機)※2015年6月発売

炭素素材99.9%の掘り出し釜そのものが発熱体となり、遠赤外線効果で芯まで一気に炊き上げます。職人が仕上げる本炭窯はシリアルナンバー付き。職人の技が感じられます。


土鍋】
土鍋炊飯が流行っていることからも、土鍋の威力は皆さんご存知かと思います。土鍋は蓄熱性が高く遠赤効果があるため、ゆっくり熱が伝わり冷めにくいのが特長です。

■代表機種:プレミアム本土鍋 ・JPX-A101(タイガー)
昔ながらの炊飯にこだわる本物の土鍋炊き。本物の土鍋釜と表面6層コ一トで、蓄熱性と強火力沸とうを高めふっくら炊き上げます。

【鉄釜】
発熱性の高い素材として日立が採用。約2000度の高温で打ち込む「打ち込み鉄釜」が自慢。これにより、発熱性だけでなく、蓄熱性・断熱性も向上している。

■代表機種:極め羽釜・NP-WU10(象印)  ※2015年6月発売
最上位機種は、内釜に南部鉄器を採用したプレミアム仕様。2010年から発売した「羽釜」は、平たい釜形状でムラなくおいしく炊けると大人気。

この他にも、金・銀・銅・ダイヤモンドなど、熱伝導率の高い素材を釜に混ぜている釜もあり、各社釜の熱効率向上に取り組んでいるのがトレンドです。 また、より高価な釜が出てきたため、釜に保証がついている機種も現れるようになりました。内釜選びの時に気にしてみてください。

ここまでくればお好みの炊飯器を選ぶ準備は整ったのではないでしょうか。次は、プラスアルファな細かな機能について解説します。

炊飯器の選び方5つのポイント:炊飯メニュー・機能 >>


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更新日:2015年07月15日

(公開日:2008年11月20日)

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