貯蓄

コスパ最強!賃金が高い&物価が安い都道府県は?

どうせ暮らすなら、給料が良くて、物価の安いところに住みたいものです。そこで本記事では、現時点で「コスパ最強」の都道府県がどこなのかを調べてみました。

中原 良太

執筆者:中原 良太

エビデンスに基づく資産活用&マネープランガイド

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旅行に行くと、旅行先の物価に驚くことが多々あります。「こんなに安いの!?」と安さに驚くこともあれば、「高すぎ!」と高さに驚くこともあるでしょう。どうせ暮らすなら、給料が良くて、物価の安いところに住みたいものです。

そこで本記事では、現時点で「コスパ最強」の都道府県がどこなのかを調べてみました。

日本で、収入の高い都道府県TOP10

まずは、日本で収入の高い都道府県を調べました。厚生労働省の調査(1)によると、日本で収入の高い都道府県は、画像の通りでした。

 
都道府県別賃金(男女計)単位:千円/月 指数100が全国平均

都道府県別賃金(男女計)単位:千円/月


このグラフを見る限り、東京や神奈川、大阪、愛知、兵庫など、都市部の年収が高いです。想像通りといえば想像通りの結果です。データとしてみても、「仕事探しのために、都市へ移住する」というのは、効果的な方法だといえるでしょう。

日本で物価の安い都道府県TOP10

次に、日本で物価の安い都道府県を調べました。総務省の調査(2)によると、日本で物価の安い都道府県は、画像の通りでした。
消費者物価地域差指数(総合)

消費者物価地域差指数(総合) 指数100が全国平均


このグラフを見ると、今度は都市部以外の地域で物価が安いことが分かります。最も物価が安いのは宮崎で、次いで群馬、鹿児島となっています。これらの物価が安い地域に住むことで、出費を抑えることができるでしょう。

まとめ

「賃金が高い都道府県」と「物価が安い都道府県」の両方がそろいました。2つのランキング上位にランクインした都道府県は、奈良だけでした。少なくとも現時点では、奈良県に住むと、お金を貯めやすそうです。
 
コスパは住む場所によって全然違います。「コスパの良い暮らしをしたい!」と願う方は、まずは、コスパの良い「場所探し」をしてみてはいかがでしょうか。
 
【参考文献】
(1)調査:厚生労働省, 2023, “令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況”
(2)調査:総務省, 2023, “消費者物価地域差指数―小売物価統計調査(構造編)2022年(令和4年)結果―”
 
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