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米国名門大学の元スタッフに聞く合格の秘訣(2ページ目)

ボストン大学の職員(管理ディレクター)として、入学審査などにも関わってきた倉岡正高さんからお話を伺いました。

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

ボストン大学
名門ボストン大学には世界各国から出願書類が届きます。
ガイド:大学院の合格するための秘訣はありますか?また、出願の際はどこに一番注意をしたらいいのですか?

倉岡さん:数字的に現れる書類に関してはとにかく得点を上げるなどの努力をすべきですが、推薦状やエッセイなども手を抜かないようにした方がいいです。

それから、多少のお金を出しても学校に行って学部にいる(私のような)事務担当者や教授には会うべきです。いろいろな情報がもらえますし、担当者や教授の記憶に残るということは重要です。

同時に生活環境や勉強の環境には相性があるので、数年滞在する場所を選ぶには、実際にその目で見るくらいの投資は必要だと思います。

ガイド:倉岡さん自身の留学経験や大学で働いた経験から、今後留学を目指す方へのアドバイスをお願いします。

倉岡さん:ありきたりですが、やはり自分が将来何をしたいかを出来る限り具体的にしてから行くということです。留学は非常に大きな投資であり、その後の人生を大きく変えるものになる経験ですから、準備には万全をつくすということです。

特に大学院に行く人の中には、その分野の知識や経験が非常に乏しい日本人が多く見受けられます。それは授業の中で様々な貴重な機会を失う原因となります。留学は準備ばかりに目を奪われがちですが、行ってから必要な知識や技術(特に書くという技術)についてもっとしっかり準備をすべきだと思います。

ガイド:倉岡さんは今後どのような活動をしていこうと思っていますか?また、留学経験はどのように活きていますか?

倉岡さん:今後は大学院で関心を持つようになった教育を政治の世界で追求して行きたいと思い活動しています。留学の経験はとにかく自分を強くしてくれたと思いますし、特にアメリカに行ったことで客観的な物の見方が身についた気がします。大学院で徹底して教わった洞察力も今の自分にとっては大切な力になっています。

ガイド:ありがとうございました。今後の活躍に期待しています!

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【関連リンク】
倉岡正高さん(公式サイト)
ボストン大学
ボストン大学バイオインフォマティックスプログラム
オーベクス国際交流協会
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