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この「音」はスゴイ! オンキヨーのPC(4ページ目)

オンキヨーから、Intel社の提唱するデジタルプラットフォーム、Viiv対応PCが発売されました。音響機器メーカーならではのこだわりがうかがえる、まさに「Best Viiv PC」と言える仕上がりです。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

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高音質の音楽配信サービス

オンキヨーでは、HDC-7を楽しむためのコンテンツ・サービスも始めています。それが、高音質の音楽配信サービス「e-onkyo music store」で、HDC-7から簡単に曲を試聴・購入できます。

e-onkyo music store
CD以上の音質による配信サービス、e-onkyo music store


現在、音楽配信サービスというと、Apple社による「iTunes Music Srore」(iTMS)やKDDIの「au LISTEN MOBILE SERVICE」(LISMO)などが有名です。iTMSはCDとほぼ同程度の音質で1曲150~200円であるものの、LISMOははるかに音質が劣る上に1曲315円と高めです。

これらのサービスでは、音楽ファイルは非可逆圧縮され「人間に聞こえにくい」音が省かれてしまっています。非可逆圧縮されると、「原音」にあった音の「厚み」や「伸び」などは失われてしまうことが多くあります。

これに対し、e-onkyo music storeは24bit/96kHzとCDを超える高音質で楽曲を配信しています。しかも「原音」にこだわり、ファイルにはWindows Media Audio(WMA)Lossless方式による可逆圧縮方式が採用されています。

アナログ録音された古い曲も、リマスター処理を施しているほど。これであれば、1曲200~300円という価格も納得できます。そのかわり、4分の曲のファイルサイズは80MB以上もあり、光ファイバ環境での利用が必須といえるでしょう。

筆者も、HDC-7で綾戸智絵の「Let It Be」、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団による「マーラー交響曲第3番」、森昌子の「越冬つばめ」などを聴きしましたが、立体感のある音再現性(ボーカリストとコーラス隊の位置関係がわかる)に圧倒されるほどの強い感銘を受けました。

その違いは、最初の音が鳴った瞬間にわかります。この高音質を体験してしまうと、もうほかの音楽配信サービスには戻れない、かもしれません。

e-onkyo music storeはまだ取り扱い曲数が少ないものの、一般のPCからも利用できますし、楽曲は1曲40秒程度試聴できます。音楽好きのユーザーは、HDC-7ともども、ぜひ体験してみてください。

なお、9月30日までにHDC-7を購入・予約すると、e-onkyo music storeから、好きな楽曲20曲分を無料でダウンロードできる特典が付きます。

最後に、自分専用のオーディオルームを設計するほどの「超マニア」である筆者の父(70歳、PCの経験なし)が、HDC-7を体験した直後、「これは買いたい」と言ったことを付記しておきましょう。

よく見かけるロゴ、Viivってなんだ?
サウンドカードでPCの音質を良くしよう

関連サイト

オンキヨー
HDC-7
e-onkyo music store

Page1:AV機器感覚のHDC-7
Page2:高性能で振動も防止
Page3:HDC-7の楽しみ方
Page4:音楽配信サービスで楽しもう
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