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いかめしのレシピ!函館駅などでおなじみの味をご家庭で

いかめしの作り方・レシピをご紹介。いかの胴体にもち米を詰めて煮込んだ、函館駅の駅弁などでお馴染みの人気料理「いかめし」。今回ご紹介する厳しのレシピは、小ぶりのいかを使って時間を短縮し、下ゆでして色つやよく煮上げて作りました。

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

いかめしのレシピ!函館駅などでおなじみの味をご家庭で

所要時間:60分

カテゴリー:炊き込みご飯いかめし

いかめしのレシピ!函館の味を再現しましょう

いかの胴体にもち米を詰めて煮込んだ、駅弁などでおなじみの人気料理、「イカ飯」。上手に作る方法を紹介します。

いかめし作りで一番失敗しやすいのは、ご飯に芯が残ってしまうことです。なので、今回は中まで火が通りやすいよう、小ぶりのいかを使います。そして、満遍なく火が通るように、たっぷりの湯で下ゆでします。

中のご飯(おこわ)はもちもちに、いかはアクが抜けて色鮮やかに煮上がります。
 

もっちりおこわのいかめしの材料(3~5人分)

主材料
いか小ぶり10パイ
もち米1合
調味料
だし400cc
50cc
みりん50cc
砂糖大さじ1と1/3
醤油大さじ4
小ぶりのいか1パック(10杯入り)を使いました。

もっちりおこわのいかめしの作り方・手順

いかめしを作る

1もち米を水に漬けておく

もち米はといで、2時間~1晩、水に浸けておく。<br />
もち米はといで、2時間~1晩、水に浸けておく。

2いかは足を引きぬいて洗う

いかは足とワタを引きぬき、中を洗って軟骨を引きぬく。<br />
いかは足とワタを引きぬき、中を洗って軟骨を引きぬく。

3もち米をいかの胴体に詰める

もち米の水を切る。いかの胴体の7~8分目ぐらいまでもち米を詰め、ツマヨウジで縫うようにして閉じる。<br />
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もち米の水を切る。いかの胴体の7~8分目ぐらいまでもち米を詰め、ツマヨウジで縫うようにして閉じる。

415分間下ゆでする

たっぷりの沸騰した湯に入れ、15分間ゆでる。<br />
たっぷりの沸騰した湯に入れ、15分間ゆでる。

5別鍋に煮汁を沸かし、いかを入れる

ゆでている間に、別の鍋に煮汁の材料を入れて沸かし、いかの湯を切って煮汁に入れる。このとき、いかが煮汁から顔を出すようであれば、だし汁か湯を足す。<br />
ゆでている間に、別の鍋に煮汁の材料を入れて沸かし、いかの湯を切って煮汁に入れる。このとき、いかが煮汁から顔を出すようであれば、だし汁か湯を足す。
ゆで汁と煮汁の温度が同じくらいがいいので、必ず、煮たった煮汁に入れること。

6落とし蓋と着せ蓋をして、20分ほど煮る

落とし蓋をして、その上に着せ蓋をして、20分ほど煮る。<br />
落とし蓋をして、その上に着せ蓋をして、20分ほど煮る。
米の中まで満遍なく火を通すため、2重に蓋をする。

7落とし蓋だけで15分煮る

いかの上下を返す。着せ蓋を外し、落とし蓋をして15分ほど煮る。<br />
いかの上下を返す。着せ蓋を外し、落とし蓋をして15分ほど煮る。
着せ蓋を外して煮汁を蒸発させ、照りをだす。

810分ほど蒸らして完成

蓋をして10分ほど蒸らして出来上がり。皿に盛りつけ、煮汁をかける。<br />
蓋をして10分ほど蒸らして出来上がり。皿に盛りつけ、煮汁をかける。
着せ蓋をして蒸らしてふっくら仕上げる

9切り口

もっちりおこわが詰まったいかめしの切り口。<br />
もっちりおこわが詰まったいかめしの切り口。

ガイドのワンポイントアドバイス

もち米を水に浸けておく時間が足りなかったり、煮汁がいか全体に回らなかったりすると、芯のあるおこわになってしまいます。今日のやりかたは、一度下ゆでするので、その危険性は少なくなりますが、1.もち米を2時間以上前にといでおくこと。2.煮始めの煮汁はいかがすっぽり浸かるぐらい必要。3.弱火でコトコト煮るのではなく、常に煮汁が煮え上がってイカを包んでいるような火加減で煮ます。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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