歴史のマンガを読んでイメージで学ぶ
歴史を楽しく学ぶ方法として、まずは、手っ取り早く挙げられるのが「マンガ」ですね。文字や年号といった堅苦しいものではなく、絵(イメージ)から学べるという取っつきやすさおすすめです。歴史マンガというと「日本の歴史」シリーズを思い浮かべる人も多いでしょう。各社が競って出しているだけあってどれも秀逸なものばかりですが、ガイドのおすすめは「項羽と劉邦」や「織田信長」などの作品がある横山光輝氏のマンガです。日本の戦国時代や中国の春秋戦国時代、三国時代の作品もあり、戦好きの男子が気に入りそうな作品ばかりです。
歴史ゲームで武将に感情移入
文字通りゲーム感覚で歴史を学ぶには、男子の多くが一度ははまったことがある「信長の野望」や「三国志」など、歴史シミュレーションゲームがおすすめです。また、「ゲーム」「歴史」というと男子だけというイメージがありますが、十年ほど前に「歴女(=歴史好きの女の子)」ブームの火付け役ともなった「戦国BASARA」などの歴史格闘ゲームもあります。後に、武将のコスプレやゆかりの地をめぐる「巡礼」が流行るなど、ずいぶんのめり込んだ女子も少なくないとか。
最近では、スマホのアプリで歴史モノのゲームもたくさん出ています。ただし、こちらはあくまでもゲームがメインなので、時代考証に多少のアレンジが加えられているものも少なくありません。歴史マンガや歴史書を平行して読ませるなど、少しでも正しい歴史観を身につけられるように工夫が必要です。
パズルやカルタで頭を使って
パズルで学べる教材はたくさん出ています。学研ステイフルから出ている「パズル日本地理」は小中学生でも十分楽しめます。作りがしっかりしているので、友達や家族と一緒にやっても楽しめる点がおすすめです。木製というのも、ソフトな感じがして良いですね。このほかにも、百円ショップには世界の国旗や歴史年号カルタなどが売っています。こちらは、とにかく安いのがおすすめで、中身やシリーズも充実している点もおすすめです。
次は、ガイドいち押しの歴史や地理が楽しく学べるDVDです。