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春ドラスタートガイド(中)防衛か奪取か視聴率男決定戦(3ページ目)

いよいよ木村拓哉『アイムホーム』と堺雅人『Dr.倫太郎』、両視聴率男が登場。頂上決戦の結果はどうなる?注目の春ドラマ中盤戦です。

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

ドラマガイド


4月16日(木)スタート

『アイムホーム』

テレビ朝日系木曜21:00~
原作:石坂啓
脚本:林宏司
監督:七高剛、田村直己、
プロデューサー:大江達樹、川島誠史、太田雅晴
ゼネラルプロデューサー:横地郁英
企画:高橋浩太郎

出演:木村拓哉、上戸彩、水野美紀、田中圭、鈴木浩介、吉本実憂、猪野学、阿南敦子、野間口徹、矢野聖人、高橋來、山口まゆ、新井浩文、光石研、渡辺いっけい、及川光博、西田敏行
第一話ゲスト:香川照之

「爆発事故に巻き込まれた家路久(木村)は3ヶ月の昏睡状態から奇跡的に回復するが、後遺症で直近5年間の記憶が曖昧になり、会社では閑職に異動、家では妻(上戸)や子どもの顔も仮面を被っているようにみえてしまう。空白の5年間を探るため、持っていた謎の10本の鍵束を手がかりに過去の自分を旅にでる。」

やはり注目は木村拓哉、テレビ朝日連ドラ初主演。これまでフジとTBSの連ドラのみに主演していました。『安堂ロイド』のような異色作もありましたが、ヒット作はいわゆるキムタクキャラを全面に押し出したもの。初のテレ朝でかなり違ったものができそうです。

スタッフで注目は企画の高橋浩太郎。90年代に高橋由美子版『南くんの恋人』や『東京大学物語』などコミック原作で異色のドラマを制作。特に名作『イグアナの娘』は「娘のことが母と本人にはイグアナに見える」というところが「仮面」の本作と共通点があります。近年は主に土曜ワイド劇場を担当していましたが、今回ひさしぶりの連ドラ。得意のコミック原作でどんなドラマになるでしょうか。

 


『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』

TBS系木曜21:00~
脚本:櫻井武晴
演出:堤幸彦、加藤新、坪井敏雄、白石達也
プロデュース:植田博樹、伊藤雄介、楠千亜紀

出演:大島優子、北村一輝、勝地涼、本田翼、田中哲司、庄野崎謙、岡田浩暉、山口紗弥加、宮武美桜、松岡恵望子、鎌田英怜奈、山口馬木也、金すんら、坂田聡、名取裕子(特別出演)、遠藤憲一
第一話ゲスト:でんでん、赤星昇一郎、三浦理恵子、柴田杏花、藤田秀世、市オオミヤ、氏家恵

「舞台は警視庁組織犯罪対策部内にある暴力団離脱者相談電話、通称’足抜けコール’(実在)。暴力団をやめたいヤクザの意思確認をするのが仕事だが、永光麦秋(大島)は暴力団に乗り込むところまでいきマル暴を困らす。そんな足抜けコールに元マル暴刑事の三ヶ島翔(北村)が異動してくる。強面の翔だが実は性善説者で、ヤクザをクズ扱いする麦秋と真逆。そんな二人の活躍を描く。」

植田プロデューサーに堤演出で『ケイゾク』『SPEC』のライン。ヒロインのビジュアルを見てもその線を狙っています。中谷美紀、戸田恵梨香は主演として実績を積んでからの起用でしたが大島優子は連ドラ初主演。どうこなすかがポイントでしょう。


中盤戦まとめ

中盤戦はやはり木村拓哉『アイムホーム』と堺雅人『Dr.倫太郎』の頂上決戦がみもの。どちらも単純におもしろいというんじゃない、かなりヒネったドラマになりそうで勝敗の行方はよめません。

火曜22時の3ドラマもなかなかいい勝負になりそう。『戦う!書店ガール』がジワジワ上がってくると予想しておきましょう。
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