世界遺産/ヨーロッパの世界遺産

セゴビア旧市街とローマ水道橋/スペイン(4ページ目)

「悪魔の橋」ローマ水道橋、「白雪姫の城」アルカサル、「大聖堂の貴婦人」セゴビア大聖堂、「騎士団の教会」ラ・ベラ・クルス……。1世紀に造られたローマ時代の遺跡からスペイン帝国の繁栄を示す中世の城まで、セゴビアは2千年の歩みをいまに伝える歴史都市。今回はマドリードにほど近いスペインの世界遺産「セゴビア旧市街とローマ水道橋」を紹介する。

長谷川 大

執筆者:長谷川 大

世界遺産ガイド

セゴビアへの道

城壁に囲まれたセゴビア旧市街

城壁に囲まれたセゴビア旧市街。林の下にエレスマ川が流れている。旧市街は三方をこのような坂や断崖と川に囲まれている


■エアー&ツアー情報
スペインの玄関口でセゴビアに近いのはマドリード。日本からの直行便はないので、パリやフランクフルト、アムステルダム、ドバイなど、ヨーロッパやアジア諸都市を経由するのが一般的。格安航空券で12万円前後、ツアーは15万円前後から。

セゴビアはマドリードの北西約70kmで、高速鉄道で30分程度。

■周辺の世界遺産
アルカサルの「ガレー船の間」

木を組み合わせた木象嵌の模様が美しいアルカサルの「ガレー船の間」の天井部分

2014年末現在、スペインは世界で3番目に多くの世界遺産を有する国。ルートさえ選べば一度で多くの世界遺産を訪ねることができる。

マドリードから150km以内の世界遺産だけでも、「セゴビア旧市街とローマ水道橋」「マドリードのエル・エスコリアル修道院とその遺跡」「アビラの旧市街と城壁外の教会群」「古都トレド」「歴史的城壁都市クエンカ」「アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区」「アランフェスの文化的景観」がある。

 

特にセゴビア、アビラ、エル・エスコリアル修道院はいずれもマドリードの北西方向にある。バスや電車を駆使すれば1日で回ることも可能だ。

セゴビアのベストシーズン

アルカサルとフアン2世の塔

アルカサル。中央の四角い塔がフアン2世の塔。屋上から辺りを一望できる

セゴビア大聖堂の放射状列室

セゴビア大聖堂の放射状列室の天井部

セゴビアの季節は日本と同じ。夏の平均最高気温は28度、平均最低気温は14度。冬は8度と1度。夏も冬も東京に比べて少し冷える。1日の寒暖差が大きいので要注意。

年間を通して雨は少なく、月20~60mm程度。参考までに、東京でもっとも雨が少ない1~2月の降水量が50~60mm。あまり雨を気にする必要はないだろう。

ベストシーズンは真夏と真冬を避けた春・秋といわれるが、リーガ・エスパニョーラのシーズン(8~翌5月頃)や食べ物の旬、祭りなどに合わせるのもおもしろい。

 

世界遺産基本データ&リンク

アルカサル、フアン2世の塔からの眺め

アルカサル、フアン2世の塔からの眺め。左にラ・ベラ・クルス教会、中央やや右にサンタ・マリア・デル・パラル修道院が見える

水道橋とアソゲホ広場

水道橋とアソゲホ広場

【世界遺産基本データ】
登録名称:セゴビア旧市街とローマ水道橋
Old Town of Segovia and its Aqueduct
国名:スペイン
登録年と登録基準:1985年、文化遺産(i)(iii)(iv)

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