要注意! 骨盤をゆがませる日常の悪姿勢・悪習慣
ストレッチとの相乗効果を出すために、気をつけていただきたいのが、日ごろの姿勢やクセ。自分のクセを知り、ちょっとしたトコロから、そのクセを改善することから始めてみましょう。ストレッチの結果がより一層、早く実感していただけると思いますよ。■同じ姿勢で長時間、仕事をする方
一部の筋肉が緊張して乳酸がたまりやすくなります。時には深い深呼吸をして体をのばして緊張をといてあげましょう。
■ついつい足を組んでしまう方
脚にとっても背骨にとっても負担になる姿勢。毎回同じ方の脚を上にして組む体勢だと、骨盤がねじれて体が片方へ傾いていきます。
予防するには、脚を組めないようにする仕掛けを工夫しましょう。たとえば、机と脚の間のすき間をなくすために、踏み台のようなものを置いて足元を高くしたり、膝と膝の間に常に何かをはさんでおくという方法もあります。
バッグの重みで背骨が左右に傾き体が片方に傾いていきます。こまめに左右かけ直しをしましょう。
■ヒールの高い靴を履く習慣がある方
前屈気味になり、正しい歩き方がしづらくなります。歩くときに、目線を遠くに、腰から歩くような感じで脚を踏み出し、できれば一直線上を歩くように意識して歩く(足を少しクロスさせるように)と、ふだん使わない筋肉を使うので、代謝アップになります。その上、歩く姿も姿勢もきれいになる一石二鳥のエクササイズ!
疲れていると体がだるくて動きたくないですよね。でも意外や意外、逆に動くことで疲れは改善できます。夏の疲れを残さずに、体の隅々まで若々しく、元気になるちょこっと骨盤ストレッチで、食欲の秋に体を備えていきましょう!