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新江ノ島水族館 世界初のナイトアクアリウム(3ページ目)

水族館では世界初の本格的な3Dプロジェクションマッピングと、海の生物の夜の様子を楽しめる「ナイトアクアリウム」が2014年11月30日まで新江ノ島水族館で開催中。8000匹のイワシの群れやクラゲなど、生物と映像が融合する幻想的な演出です。また、深海魚やアシカ・イルカショーなど見どころが多く、何度も行きたい水族館です。

執筆者:厚東 宏枝

クラゲファンタジックホール「海月の宇宙」

クラゲファンタジックホール

クラゲファンタジックホール

新江ノ島水族館で、特に女性人気が高いのがクラゲ。透き通った、フワフワとしたクラゲが漂う姿には時間を忘れてしまいます。
優雅に泳ぐアカクラゲ

優雅に泳ぐアカクラゲ 美しいですが毒を持っています。

クラゲファンタジーホールでは、「海月の宇宙」と題し、3つの水槽と周りの壁面に、映像が映し出されます。こちらは午前中の11時から毎時00分から、17時以降は随時上映されます。
クラゲが幻想的な「海月の宇宙」

「海月の宇宙」約10分 随時上映

潜水調査船 「しんかい2000の冒険」

しんかい2000は、深海2000メートルまで潜航できる有人潜水調査船で、地底鉱物資源や深海生物などの調査のために1411回の潜水を行ったそうです。

「しんかい2000の冒険」では、再び未知なる深海世界に動き出します。展示室奥には、コックピットや内部構造、しんかい2000が見てきた生物の標本などもありますのでお見逃しなく!
しんかい2000の冒険

潜水調査船に投影する 「しんかい2000の冒険」 約5分 連続上演

また、生きた深海生物の展示コーナーでは、不思議な形の生物や、エビなどが赤い光で照明されています。
赤い光で照明された深海魚

赤い光で照明された深海魚

なぜ赤い光かというと、自然の状態に近い暗さで、かつ展示が見えるためだそうです。

太陽の光には虹に見えるように、連続的に様々な色の光が含まれています。海に太陽の光が差しても、波長が長い赤色の光は、水の分子に吸収され、深海まで届きません。そのため深海生物は、赤色の光を感知できないと言われています。また、深海生物が、赤色系の色が多いのも周囲から自分の姿を見えにくくするためでもあります。

この他、新江ノ島水族館では、水槽前で朝まで過ごせる、お泊りナイトツアーも開催されます。閉館後の水族館をゆっくりまわりながら解説を聞けると大人気。こちらもぜひチェックしてみてください。

【DATA】
新江ノ島水族館

所在:〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
開館時間:通常9時~17時 
ナイトクアクアリウム(2014年11月30日まで、期間中休催日あり)17時~20時
料金:大人2100円、高校生1500円、小・中学生1000円、3歳以上600円
※年間パスポートは大人4000円と2回分程度でお得です。
Webサイト:http://www.enosui.com/
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