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個人から物を買う、消費税0%の個人間取引の時代

今、個人間取引がけっこう話題になっています。消費税がかからなかったり、安くかえたりと、メリットもたくさん。当然注意点もあるので、今回の記事でまとめてみます。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

個人から物を買う、消費税0%の個人間取引の時代がやってきた

4月に消費税が上がってから時間がたったので、値上がり分にも慣れてきたかと思います。とはいえ、増税が終わったわけではありません。消費税はこの先上がっていくので、憂鬱なのは確かでしょう。そんな社会情勢の中、実は「個人間取引」が注目されています。

個人間取引というのは、文字通り個人と個人が売り買いをすることです。その市場としては、ネットオークションやネットフリマなどがあります。イメージしてもらうとわかりやすいと思うのですが、この2つ、基本的には個人が出品をして、それを個人が買っていますよね。とてもシンプルな取引が成り立っているわで、これが個人間取引というものなのです。

個人間取引の特徴

■誰でも参加できる
ネットオークションやネットフリマのように、一定の年齢を超えていれば、ほぼ全員が参加することができます。リアルショップのように販売の免許が必要になったりすることも、ほとんどありません。(一部、お酒などはたくさん売るときには免許がいります)

■売る側に店舗はいらない
ネットを通して行う個人間取引でいえば、お店をかまえる必要はありません。そのため、よけいな経費がかかりません。

■お店ではなかなかみつからないレアなものがある
個人のコレクションなどを売りに出す人もいるので、レアな商品を見つけることができます。一般的な市場では手に入らないものでも、違う市場を見れば案外あったりするものです。これに似た感覚では、「フルコンプ」と呼ばれるシリーズが全部そろった状態の商品があります。たとえば、ガチャポンのフィギアなどです。これをシリーズで全種類集めるにはかなりお金がかかりますが、これを出品する個人がいるんです。多少値段は上がりますが、ガチャポンですべてそろえるよりは遥かに安上がりです。


■定価よりも安い
子ども服をはじめ、多くの物が定価よりも安い

子ども服をはじめ、多くの物が定価よりも安い

基本的に中古品でも新品でも、定価よりも安く買うことができます。特に、個人が「もう使わないし」「サイズが合わないし」ということで出した商品は、驚くほどの低価格。普通に買うと3,000円、4,000円するような子供服が500円なんてことも。もちろん中古だからという理由もありますが、まだまだ使えるものばかりです。

■消費税が0%
これが最大の特徴でありメリットといえます。今のところ、ネットオークションもネットフリマも買った人から消費税はとっていません。(ただし、ヤフオク!の場合、ショップで買うと消費税がかかります)つまり、消費税0%の市場ということです。普通は、買っただけで消費税が8%とられるので、0%というのは非常にありがたい市場といえます。

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