フランス語/フランス語アーカイブ

マスターしたい!映画関連のフランス語(2ページ目)

毎年5月といえばカンヌ映画祭。フランス映画が大好きでフランス語を勉強しているという方もいらっしゃいますよね。間違いやすい言い回しも含め、映画関連のフランス語をまとめてお勉強してみましょう。

越智 三起子

執筆者:越智 三起子

フランス語ガイド

それって字幕?誤解を招きやすい言い回し

日本語で「字幕?」と聞く場合には、正確に言うと「それは字幕つきのオリジナルバージョンですか?」という意味ですよね。映画のオリジナルバージョンのことをフランス語ではversion originale(ヴェルシオン オリジナル)といいますが、当然のことながらこのversion originaleは映画によって言語が異なります。フランス語学習者にとっては、お勉強のためにはまずはversion française(フランス語バージョン)であることが大切ですので、C'est en version française (en v.f.) ? (セタン ヴェルスィオン フランセーズ/それはフランス語バージョンですか?)と質問することでフランス語音声ということが確実になります。

次にsous-titres(ス ティトル/字幕)に関してですが、フランス語には「字幕付きの」という形容詞sous-titré(ス ティトレ)がありますので、en version française sous-titrée(字幕付きフランス語バージョン)という表現ができますが、これもフランス語学習のために「フランス語字幕」が欲しい!などと何語字幕かということをはっきりさせたい場合があります。その場合は、sous-titrée en français(ス ティトレ アン フランセ)、avec des sous-titres français(アヴェク デ スティトル フランセ)とすればOK。françaisの部分をjaponais(ジャポネ)に変更すれば「日本語字幕」という表現が完成します。ちなみに「それって吹き替え?」と聞きたいときは、C'est doublé ?(セ ドゥブレ)となります。

この映画の字幕や音声の話題は、私たち日本人とfrancophpne(フランコフォン/フランス語話者)の連想する言語が異なるため、えらく長ったらしい表現になりますがそれも練習。頑張ってマスターしてくださいね!

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