生命保険/20代・30代・40代 世代別の保険選び

保険初心者のための保険の考え方(2ページ目)

保険は難しい、保険ってわけがわからないという人がたくさんいます。しかし、保険は見方を変えれば実は簡単です。専門用語や難しいきまりごともあり、けっして単純とは言えませんが、基本的な保険選びは難しくないのです。自信が持てる保険の考え方についてご案内します。

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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「どんな時」に保険金が出るかを確認するには

一番簡単な方法は、保険会社の担当者や保険代理店に「この保険はどんな時に保険金が支払われるのですか?」と確認することです。

パンフレットや契約のしおり、約款といった保険会社が用意している書類にも確かに書いてありますが、長年保険に関わってきた私でも、読んでいてはっきりと確証を得られない場合が少なからずあります。

結局、人は自分の言葉でないと理解できないものです。他人に自分で説明できるくらいまで聞きき込むことをお勧めします。インターネットや電話、郵送での加入の場合も、できれば電話で確認することをお勧めします。

「どんな時」の幅が広ければ保険料は高くなり、限定されていれば保険料は安くなります。本当に必要な「どんな時」を良く考えて加入することで保険料を安く抑えることができます。いずれにしても、保険に加入するにあたり絶対に必要なことです。

「いくら受け取れるか」を考える

「どんな時に」が理解できたら、今度は「いくら保険金を受け取れるか」を考えなければいけません。自分にとってまさかの時に本当に必要な金額を決める、考える必要があります。

生命保険なら、自分が死んだときに家族にいくら遺せばよいのか。医療保険なら入院した時に1日いくら受け取れればよいのか、がんになった時、一体いくら掛かっていくら必要なのか。

ちょっと考えただけで気が遠くなりそうですが、今はインターネットで様々な情報を得られる時代です。そして、多くの方が自分の経験をもとに情報発信をしています。闘病記を語っている人、お医者さんのホームページ等など様々な情報が得られます。家族を失ったときにいくら必要か、病気になったらいくらかかったかなど参考になる情報はたくさんあるのです。それらを参考にして、自分にとって必要最低限の「いくら」を決めましょう。

どうしても、自分で考えられない場合は、やはり保険会社の担当営業か、代理店に、いくら必要か徹底的に考えてもらうことです。専門家なら、一般的な事例に関する情報も豊富なはずです。

「いくら必要か」という質問により、それに対する良い答えが得られるかもしれません。ぜひ試してみてみて、そして自分が求めている保険に加入してください。
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