犬/老犬・介護

老犬・高齢犬のケア・介護の基本

犬の寿命も延び、高齢犬ならではの世話を必要とする犬たちも増えてきました。老犬介護生活を送るお宅も今や少なくありません。少しでも健やかなシニア犬ライフを送るには、知恵と工夫、そして愛情が必要です。

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一般社団法人ペットフード協会が行った2014年のアンケート調査によれば、犬の飼育数のうち7歳以上の犬が53.4%を占め、10歳以上の犬は34.7%という結果が出ています。人間同様、犬の世界でも着実に高齢化が進んでいます。少しでも健やかなシニア犬ライフを送るには、どのような気配りをし、どのように世話をしてあげたらいいのでしょうか。

老犬・高齢犬の食事

体に負担がかからないように台に乗せて食事を
首の位置が下がるだけで体に負担がかかるもの。立っていられる子の場合は食事台などに食器を乗せて食事を与えるとよい。
高齢になってくると消化機能も低下し、栄養を吸収しにくくなってきます。タンパク質の合成能力が低下するとともにタンパク質不足によって筋肉量も落ち、免疫力の低下や貧血を招くこともあります。良質で消化のいいものを与えるようにしましょう。同様にカルシウムの吸収も少なくなり、骨も弱くなってきます。バランスのいいカルシウムとリンを与えて骨粗しょう症も予防したいものです。腸の運動も不活発になり、便秘になりやすくなるのがシニア期。適度な食物繊維は便秘を予防します。

立って食事ができる子でも、首を下げて食べるのがだんだんと負担になってきます。食器を台の上に置いて食べさせてあげたり、場合によっては食器を口の高さで持っていてあげたりすることで負担を軽くすることができます。

少しでも頭を高くして食事を
寝たきりの子でも抱っこしたり、クッションに寄りかからせたりして少しでも頭を高くして食事を与えたほうが安全。
立てなくなった子の場合は、フセの状態が保てるならその姿勢で、それも無理な場合は抱っこをして体を支え、少しでも頭が体より上の位置になるようにして食べさせてあげます。寝たままであってもクッションなどに寄りかからせたりして、頭が少し高くなるようにしてあげるといいでしょう。というのは、寝たままで食べさせると、場合によっては食べ物が飲み込みきれず、食道に引っかかってしまうことがあるからです。

流動食はシリンジなどを使って
流動食を与える時はシリングやハチミツの容器などが便利。
流動食になった子では、シリンジ(針のない注射器)やハチミツの容器などを使って、口の横から少しずつ流し込んであげます。この時、注意したいことが一つあります。特に抱っこをして食べさせる時、顎をグッと上に向かせて食べさせると誤って気管に入ってしまうことがあるので気をつけてください。

 

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更新日:2015年08月23日

(公開日:2010年03月20日)

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