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SSD時代の“MacBook用外付けHDD”の選び方(3ページ目)

比較的安価なMac入門機として、モバイル用のサブマシンとして、Mac人気を支えるMacBook Air。特に、記憶装置に採用されたSSDによる高速起動や高速処理は、ひとたび味わってしまうと、HDDのパソコンに戻ることができなくなるほど快適です。しかしSSDのネックは、容量が少ないこと。そこで今回は、音楽や写真、動画など大きいデータの保存先として、SSD時代の“MacBook用外付けHDD”、その最適解を考えてみたいと思います。

熊山 准

執筆者:熊山 准

Macガイド

外付けHDDの接続はUSB3.0かThunderboltか

据え置き型にせよ、ポータブル型にせよ、MacBook用の外付けHDDを選ぶ際に気になるのが、接続方法の種類かも知れません。

現在販売されているMacBookの場合、外付けHDDの接続方法はUSB3.0かThunderboltの二択。それぞれ転送速度はThuderboltで最大10Gbps、Tnuderbolt2で最大20Gbps、USB3.0最大5Gbps。Thunderboltの方がより高速ですが、(RAIDでも組まない限り)そもそもこの転送速度にHDDの読み書きが追いつかないため、USB3.0で十分とも言えます。

では、具体的にどのメーカーのどのモデルを選べば良いのでしょう?

Mac対応を謳い、アップルストアでも取り扱われているのが、Western Digital、バッファロー、LaCie、G-Tech、PromiseといったブランドのHDDです。

なかでもポータブル型ながら最大2TBの大容量で人気を集めているのがWestern Digitalの「My Passport for Mac」です。シルバーとブラックのツートーンのデザインがMacBookにもマッチしています。

また据え置き型では2TBながら1万円を切る価格のLaCie「minimus」シリーズは、小型で静か(ファンレス)と好評です。3TBモデルでも1万3000円ていどと、容量面でも文句なし。

ちなみに2TBでも足りないと、最近筆者が追加したのがLaCieの「d2 quadra USB3.0」。3TBで2万円超となかなかのお値段ですが、USB3.0のみならず、FireWire800に対応しているのがポイントです。もっともこれは筆者のiMacが古すぎ、USB3.0にもThunderboltにも対応しておらず、高速でデータ転送をするにはFireWireしか選択肢がなかったためです。諸般の事情により、古いMacから新しいMacへ引っ越しをしたい人にはおすすめです。

なお、Mac対応を謳っていないHDDでも、「ディスクユーティリティ」でフォーマットすることによりMacで利用することができます。より安価で大容量のHDDを追求したい方は、ぜひご検討ください。

以上、MacBook用の外付けHDDについて考察してみました。MacBookユーザーのみなさんなら、どのような使い途で、どの外付けHDDをお選びになりますか? ご意見ご感想をいただけましたら幸いです。


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