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世界遺産飛騨白川郷 冬のライトアップ(2ページ目)

世界文化遺産にも登録される合掌造りで有名な、飛騨白川郷のライトアップをご紹介します。集落が厚い雪で覆われる1月後半から2月前半の週末に毎年行われています。静寂に包まれる幻想的な世界をぜひお楽しみ下さい。

執筆者:厚東 宏枝

幻想的な銀世界のライトアップ

白川郷ライトアップ

ライトアップが映える夕暮れ時

17時半からのライトアップは、和田屋、善明寺、西側、かん町、下伍ゴソ付近で行われます。時間が限られている場合は、和田屋周辺を中心に散策し、集落の全景を「城山天守閣展望台」から見るというコースが一般的です。
時間帯によって見え方が異なる

時間帯によって見え方が異なる

足元が滑りやすいのでご注意ください

城山天守閣展望台へ向かう道

「城山天守閣展望台」は、頂上はもちろん途中の通路からでも荻町集落全体を見渡せる絶好のビュースポットです。昼間はマイクロバスもでていますが、ライトアップの時間帯では、ふもとからは10~15分ほど程歩いて上がります。足元は雪が積もり凍っている場合もあるので、滑り止めのついた靴が必要です。

空が青く見える夕暮れ時は特にきれいですが、眺めの良い場所では早い時間帯から人がいっぱいです。長時間三脚を立てて撮影をされる方も多いのですが、限られた時間でしか見学できない方がほとんどなので、譲り合っての見学をお願いしたいものです。

19:00~19:30の様子

高い位置からの光で集落全体が浮かび上がる

19時からは、高いポールに設置した照明器具で村全体が、月明かりのようなほんのりと照らされます(ムーンライト)。

屋根のライトアップ

雪で覆われた屋根が下からライトアップされ白く輝く

19時半にライトアップの光が消えたあとも、ムーンライトの光は点灯しており、窓明かりの暖かい光に村全体が浮かび上がるこの時間帯も雰囲気が良いです。
※帰りのバスや駐車場の時間には十分注意しましょう。

まっ白な雪に覆われた明るい時間帯、夕暮れ時のライトアップ、ライトアップとムーンライト、ムーンライトのみの時間帯と4つのシーンが見られるわけですが、この4シーンに加え建物の近くからも夜景を見たかったため、城山天守閣展望台とふもとを3往復もしてしまいました。夜は特に冷えこむため、帽子や手袋、カイロなどを用意してご見学下さい。

※飛騨白川郷ライトアップのスケジュールや詳細は、「世界遺産飛騨白川郷 ライトアップサイト」をご参照下さい。

次のページでは合掌造り内部の見学についてご紹介しています。
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