日本の伝統を大切にした『おもてなし』の品々
2020年の東京五輪開催が決定し、これから外国からのお客様をお迎えする機会も増えるはず。外国の方へのお土産は何が喜ばれるのか悩む方も多いと思います。今回は、古き良き伝統を大切にしながら、日本のおもてなしの心を伝えるのにぴったりなネットショップをご紹介します。■漆Pro(ウルシプロ)
http://www.urushipro.jp/
石川県輪島市で江戸寛政年間から漆業を営む『漆芸工房アトリエMITANI』の蒔絵職人さんが作る、現代のライフスタイルに合わせた漆アイテムを販売するショップです。漆芸は、昔から海外でも評価が高い日本を代表する工芸。スマートフォンのカバーやボールペン、名刺ケースなど、産地の特技を持つ職人の皆さんとの連携で、従来の漆器では表現しにくかったデザインや技法を生かして、ありそうでなかった素敵なアイテムが生み出されています。テレビや雑誌でも多く取り上げられているiPhoneカバーは、オーダーメイドも可能。日本ならではの漆の魅力を世界に伝えようと、精力的に活動されている職人さん達の魂を感じてみてください。
高級漆芸品の技による高級iPhone装飾カバー華陽蒔絵7万8750円(税込)
■ここかしこ
http://kokokashiko.jp/
日本人が古くから大切にしてきた神事仏事や冠婚葬祭、縁起物にまつわる商品をオリジナルで製作、セレクトして販売しているショップ。日本の伝統をモチーフにしたアイテムは、斬新ながら見事に違和感なく現代にマッチしています。人気商品の食扇(しょくせん)は、日本人の大好物を大胆に描いた変わり扇。制作は京都、販売元は東京・神田の新京清堂。鰻、カレー、ラーメン、あんみつなど日本が世界に誇る美味しいものが、画家の山崎満氏によって手に取れそうなほど精緻にみずみずしく描かれた扇面画は、どこか上品さを感じさせるから不思議です。
食扇(しょくせん)紅白のおめでたい専用紙箱入りで4200円(税込)
■CHA-ICHI WORKS(チャイチワークス)
http://www.chaichiworks.com/
オールアバウト日本茶ガイドで、次世代型日本茶研究家の市川雅恵さんが運営する日本茶・ハーブ緑茶の専門店。日本茶の楽しみ方や、急須を使った美味しいお茶のいれ方などのワークショップも定期的に開催されていて、海外でも注目が高まっている心と体をリフレッシュする日本茶を楽しむライフスタイルを提案してくれます。人気の『緑茶ティーバッグアソートボックス』は、静岡茶、知覧茶、大豆と玄米のほうじ茶の3種類が個包装のティーバッグになっているので、お茶をいれ慣れていない人への贈り物にも安心。こだわりの三角型ティーバッグで、急須でいれたような本格的な味わいが楽しめます。
15個入りの緑茶ティーバッグアソートボックス1575円(税込)
■坂本これくしょん
http://www.eyes-japan.co.jp/s-collection/
福島県会津若松市にある1900年創業の漆の老舗、坂本乙造商店が一貫して漆の精製と加工に携わり、企画デザインから制作、販売まで全て自社で行っている純国産の漆アクセサリーショップ。漆工芸の枠を超えた作品が話題を呼び、ニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションに選定されたり、フランクフルトのメッセでのデザインプラス賞など、数々の受賞歴を誇る伝統の技を活かした軽くて美しい漆のアクセサリーや蒔絵のバッグは、国内外の有名企業のトップから直々に制作依頼されるほど。木製のアクセサリーは驚くほど軽く、蒔絵の技術などから色にもこだわった日本らしいデザインは、大切なお客様への贈り物に最適です。
ドーム型のフォルムに金箔と螺鈿で蒔絵を施したイヤリング「銀河」2万1000円(税込)
■Fake Food Japan(フェイクフードジャパン)
http://fakefoodjapan.net
食品サンプルの発祥の地、大阪で職人が手作りしている食品サンプルやキーホルダー、iPhoneケース、名刺入れなどのグッズ800品以上を販売。和食や日本文化が大好きなアメリカ人店長が、職人さんの見事な手法で仕上げた食品サンプルやグッズの素晴らしさを世界中の人に知ってもらいたいと立ち上げたショップです。海外からの観光客がお土産に買っていく物の上位に挙げられる精巧な食品サンプルは見ているだけでも楽しいですし、欲しい商品が見つからない場合にはオーダーメイドも可能。世界にひとつだけのオリジナル食品を作ってみてはいかがでしょうか。海外向けの英語版サイトもあります。
おにぎり(青菜・梅干・ひじき) 食品サンプル6800円(税込)